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北 僕が気になったのは、サイドチェンジなんですよね。マンUのサイドチェンジって、そこでさらにスピードを加速していく感じなんですけど、ガンバのはボールが後ろに流れていく感じになっちゃったりして、モタついてる間に相手にセットされちゃったりする。攻撃のスピードを落とさないボールを蹴れていたのは、⑦遠藤だけだったんですよね。縦へのスピードという面では、マンUのサイドチェンジの正確さが光っていた。
清水 それは守備エリアの違いが大きいと思うんですよ。ガンバの守備エリアは、ピッチの横幅の50パーセント強くらいで、コンパクトに守っていた。対してマンUは、ピッチの横幅の70パーセントぐらいに広げて守っている。お互いにそう設定している理由は、1対1の強さの差だと思うんですけど。そういうわけで、ガンバは逆サイドを捨てるような形になってたんで、マンUがサイドチェンジからスピードがつけやすかったんですよね。
菊地 ⑰ナニがライン際に立ってて、⑤ファーディナンドとかから長いパスが出てて、「オフサイドじゃない?」っていうようなシーンが何度かあったね。
清水 ピンチになっちゃいましたよね。プレッシングサッカーをベースにするなら、マンUのサイドチェンジに関しては、スペースを空けたことよりも、ボールホルダーに対してプレッシャーをかけ切れなかったことが問題だったと思う。
菊地 マンUの場合はさ、必ずゴールに向かって仕掛けるベースがあって、前への推進力があってボールを回してるけど、ガンバは⑦遠藤が動き回ってて、周りの人は⑦遠藤にボールを預けながら上がって、だんだん⑦遠藤が前に運んで行く。そして最後のラストパスが入るっていう形なんですよね。二川孝広がいれば、また違ったと思うんだけど。
北 「大きな役割を任された」って、⑦遠藤もいってましたよ。
小池 存在感あったよ。リケルメみたいだった。
北 外から見てても、サイドに出すだろうなぁって場面で中にクサビを入れたりしてた。
小池 ほとんどパスミスもなかったしね。
菊地 しかし、21加地亮のほうは全然ダメだったねえ。⑬安田理大はダメ元でかかっていって、何となくなっちゃうんだけど(笑)。
北 ⑬安田っぽいですよね。初モノに強い(笑)。
小池 最後はちゃっかり⑦C・ロナウドとユニホーム交換したしね。もうブログは祭りになるんじゃないの(笑)。
北 最初から狙ってたらしいですよ。⑦C・ロナウドに「お前のこと尊敬してる」って英語でいったら、ウインクしてくれたって。
菊地 ネタ作りのために試合してるような感じだな(笑)。
小池 そういうさ、あっけらかんとした明るさがあるよ。関西のチームは。いいんじゃない? 今の日本サッカーにはこういうのもさ。
清水 あとは⑦遠藤のPKですか。
小池 もうね、コロコロっていったらカーペットか、⑦遠藤だからね(笑)。①ファンデルサールはああいうPKを蹴るって知ってたのかわからないけど、先に跳ばなかったんだよね。で、⑦遠藤はGKが跳んでくれない場合は、速いボールを隅に蹴るんだけど、その場合は左に引っ張るように蹴るしかないからね。あのスピードもなく、短い助走で右に強くは蹴れない。でも蹴ってから跳んだんでは絶対に間に合わないところへ、絶対に間に合わないスピードのボールを蹴った
菊地 進化してるね。コロコロではないんだけど。
小池 あとはFKが2本あったよね。1つ目は壁が近かった。しかも壁が高いから、そこを越してニアサイドに落とすのはちょっと無理があった。ファーサイドを狙ってあれくらいの距離がないと難しい。ただ、①ファンデルサールもそれをわかってたんじゃない? 普通は空けたコースをケアするものだけど、ファーサイドに立ったまま全然動かなかったからね。
北 結局、この試合は高さにやられたってことなんですね。
菊地 そうだねえ。さて、この後は3位決定戦ですか。ガンバとパチューカ、パスつなぎ対決ですね。これは面白いですよ。
小池 ジュニアヘビー級を見るような試合が楽しめそう。
清水 そして決勝のほうは、マンチェスター・Uvsリガ・デ・キト。まだ、パク・チソンが出てないんですよね。誰かファーギーに教えてあげたほうがいいんじゃないですか? 彼はJリーグ出身で、待っている日本人もいるんだぞって。さらにベルバトフも出るかもしれないし、まだまだマンUを楽しめそうですね。
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