12月18(木)/19:30キックオフ/神奈川県・横浜国際総合競技場/試合時間90分
マンチェスター・U 5(2-0、3-3)3 ガンバ大阪 |
(マ)ルーニー2、ビディッチ、C・ロナウド、フレッチャー
(ガ)山崎、遠藤(PK)、橋本 |

| 語り尽くせない試合について、ほんの一部を語りましょう |
小池 いやぁ、これは一晩かかっても語り尽くせないよ。
清水 シンプルに面白いゲームだったし、世界のサッカーとの差という観点でもたくさんの発見があった。お腹いっぱいですよ。
小池 最初の失点シーン。⑤山口智は、⑮ビディッチを最初からマークしていたわけではなかったね。
菊地 スイッチされたりブロックされたりして、ゴール前に⑮ビディッチが入ってきたのが見えてなかった。
小池 そうそう。で、下がりながら競らなきゃいけなかった上に、相手は勢いがついていて先にジャンプされて、完全におしくらまんじゅうに負けてしまった。2失点目も⑰明神智和がマークしていたけど、⑦C・ロナウドに手で押されて離されたところを上から叩きつけられた。ちょっとしたところなんだけどね。
菊地 西野朗監督は「どうしようもないところもあった」なんていってたけど。攻めてるときも、高さの部分では余裕で跳ね返されてたよね。ボールを持って、いい感じで回していたけど、両者でいちばん差のあるところでポンポンと2点取られちゃったのが痛かった。そういうのがキッチリ出ちゃうのがイヤだよね、試合って(笑)。
小池 日本代表がアジアで戦うときみたいだった。中澤佑二と田中マルクス闘莉王がいればセットプレーで得点が取れるから……今日はそれを彷彿とさせたよ。
清水 CKからあれだけゴールを決められるのなら、マンUはわざわざ中央のゴールネットを狙わなくても、ゴールライン全部をゴールに見立てて攻めればいいわけでしょ。ずるいといえば、ずるい(笑)。
菊地 今日は⑦遠藤保仁をボランチに入れて、彼を中心にすることでパスが回せるだろうっていう狙いがあった。そこをガツンとつぶされちゃうのかと思ったけど、マンUも確実に勝たなきゃいけないから、慎重になったのかも。「まぁ回させてもいいか」みたいな感じになってたね。だけど決して、「ガンバがパスを回させられてる」というわけじゃなくて、慎重な王者を相手に、支配しているような雰囲気の攻撃だった。
小池 クサビの当てどころが3つあったのが大きかったね。⑪播戸竜二、⑨ルーカス、30山崎雅人。
菊地 やっぱり縦の出し入れだよね。
小池 大事だよ。後ろで横パスしてるだけじゃ攻められないから。
清水 さっき他の記者と話していたら、「ガンバに1人爆発的なFWがいたら違ったかもしれない」っていうんですよね。でも、もしもそういう選手がいたら、今日の前線の3人が果たしていた縦の出し入れや、守備のプレッシングについても、一角が欠けてしまうわけですよね。そうなると中盤も同じようにプレーはできない。つまり今日のガンバのサッカーは、爆発的なストライカーがいなかったからこそ、成り立っていた側面もあると思うんですよ。⑩ルーニーみたいに、献身的で戦術的で、さらに爆発もできるスーパーな選手がいたら問題ないんでしょうけど……。やっぱり日本の場合、ピッチ上に12人必要だ、って話になっちゃう。
小池 ⑩ルーニーといえばさ、後半にヒョイヒョイっと出てきてファーストタッチでゴール決めちゃった。30山崎のゴールで2-1になった後だったよね。
清水 そこが今日のポイントだったって、西野監督もいってましたね。
小池 「胸トラップすかし裏通り」だったね、あのプレーは。
菊地 マークしていた②中澤聡太としては、浮き球を地面にバウンドさせちゃいけない、ってことになるのかな。
小池 どうだろう。体を入れられちゃってるから、もう一つ前に出てノーバウンドでクリアっていうのは難しいんじゃないかな。だってさ、32テベスにさえグッと体で抑えられちゃうんだから、⑩ルーニーだったらなおさら無理だよ。
>ページ[2] ”本気?のマンU”へ続く
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