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FIFA クラブワールドカップ ジャパン2007 マッチレポート トヨタカップ対談プレイバック

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2007/12/17

TOYOTA プレゼンツ FIFA クラブワールドカップ ジャパン2007

小池正人(本誌)、菊地芳樹(本誌)、北健一郎(本誌)、清水英斗(本誌) 構成

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3位決定戦
12月16日(日)/16:00キックオフ/神奈川県・横浜国際総合競技場/観客53363人/試合時間90分
浦和レッズ 2(1-1、1-1、PK4-2)2 エトワール・サヘル

得点者
(浦)ワシントン2 (サ)フレジュ、シェルミティ
ゲームのあらすじ
前半5分、浦和は②坪井慶介がロングボールの処理を誤り、PKを与えてしまう。これを⑬フレジュが決めた。だが浦和は35分、⑯相馬崇人のクロスを21ワシントンがヘディングで叩き込み、同点。70分には、またしても21ワシントンが、FKからダイビングヘッドを決めて逆転する。しかし、75分に⑨シェルミティに同点ゴールを決められ、試合はPK戦に突入。PK戦では、2人が失敗したエトワール・サヘルに対して、浦和は4人全員が成功。ハードなシーズンの締めくくりを勝利で飾った。

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浦和は頑張ってよく勝った

菊地 3位決定戦は、結構手堅い試合になるのかと思ったけど、立ち上がりの1点で、試合が点を取りに行くほうに動いて、よかったのかなと。

小池 代えがいないのよレッズは。最後ヘトヘトでさ、中盤も空いちゃってさ。でも交代ができない。だからよく勝ったという試合だね。

菊地 ワシントンも2ゴール取ったしね。苦手のヘッドで。

清水 気持ちが入ってましたね。入りすぎて遠くに行っちゃって、イエローをもらってましたけど。

北  あの2点目のFKなんですけど、キッカーの永井雄一郎は最初一度蹴ろうとして、止めたんですよね。そのとき、ゴール前のニアサイドは数人のマッチアップができていて、それがダーッとニアへ走り込んだ。でも、そのときファーにいたワシントンは止まったままだったんです。で、永井はすぐに早いタイミングで蹴り直したんですけど、ニアのマッチアップは元の位置に戻っているようなときに蹴られて、ワシントンだけが反応して、中央に入ってきた感じでした。

小池 ああ、それはうまいね。

菊地 あのう、キッカーが1回わざとノッキングして、敵がどこを狙ってケアしているのかを見るという話を聞いたことがあるよ。もしかしたらそういうことを狙ったのかもね。

小池 浦和の最初の失点の場面だけど。ああいう打ち込まれた長いボールはさ、DFはもう何が何でも落としちゃダメだということだよね。何度見たかああいうシーンを。

清水 鈴木啓太も被ってしまって、その後に坪井慶介が処理ミス。2連続ミスみたいになっちゃいまいたね。

小池 あんなのは、もう落としちゃいけないって、わかっているとは思うんだよね。

菊地 バウンドを合わせていい体勢でクリアしようとして、一瞬待っちゃった感じでしたね。まだバウンドさせても、ショートバウンドで処理すれば大丈夫だったんだろうけど。

小池 敵の9番のシェルミティが速いというのは、わかってなかったのかな? 2点目も速さでやられたもんね。『起き上がり小法師(こぼし)』みたいな感じでね。何度も立ち上がって、どんどんボールに突っ込んできてゴール。

菊地 あそこまで速いとはいう感じだったのでは。まあ、この試合もほおをたたかれないと目が覚めない、いつもの浦和という感じで。

小池 何か点の取られ方がつたない感じでね。いい形で点を取っているのに、もったいやられ方をしてしまったよね。

菊地 選手たちからも「90分で勝たないといけない試合」というコメントが多かった。なかなか難しいものですね。

北  こんなことを言っては何ですけど、失点のシーンなどを見ると、これが世界3位決定戦か……という感じはしてしまいました。それでも、PKで勝ったのは大きいと思います。

小池 エトワール・サヘルのマルシャン・ベルトラン監督が会見で言っていたんだけど、PK戦のGKは、チュニジアではPKのスペシャリストとして有名なんだって。その割には、うまくないんだよ!

一同 ……(笑)。

菊地 全然ダメでしたね。全部キックより先に動いちゃった。浦和の選手たちに見切られてましたね。

小池 あのGKに止められるチャンスは1つもなかったよ。

菊地 細貝萌のところでは飛ぶ方向が合ってましたけど、細貝もそれをケアして上のコースを狙ってましたからね。……まあ、PK研究所でもある我が編集部としても、張り合いのないPK戦でしたね(笑)。キャプテンの2番(セイフ・ザゲル)のキックなんて、冗談みたいな感じだったし。

小池 ダフったんじゃないか? アレ。もうちょっとフワッと蹴って上のコースならわかるけど。飛んだ都築龍太のほんのちょっと上だったもんな。そんな中でも彼らで一番うまかったのは3人目(ベッセム・ベン・ナスル、26番)かな。笛が鳴って即、助走に入って、GKが準備できないうちにすぐに蹴って、しかもコースもよかった。

菊地 都築が蹴られたボールへの反応という対応をしていただけに、これはノーチャンスでしたね。

北  あと、浦和は前半の途中でポジションチェンジがありましたよね。トップ下の山田暢久が右へ回った。多分試合勘の面で、うまくいかないところがあったと思うんです。こういうときって、敵のプレッシャーをやけに速く感じたりしますよね。だから右へ行ってよかったと思う。

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