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EURO2008 足ワザマッチレポート

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2008/6/20

【準々決勝】 ドイツ-ポルトガル

菊地芳樹(本誌) 構成

08年6月19日 20:45 バーゼル
ドイツ 3(2-1、1-1)2 ポルトガル

得点者
(ド)シュバインシュタイガー、クローゼ、バラック
(ポ)ヌーノ・ゴメス、ポスチガ

ドイツ
監督フリック
GK1レーマン、DF3フリードリッヒ、17メルテザッカー、21メッツェルダー、16ラーム、MF15ヒッツルスペルガー(後半27分18ボロウスキー)、6ロスフェス、7シュバインシュタイガー(後半37分4フリッツ)、13バラック、20ポドルスキー、FW11クローゼ(後半43分3ヤンゼン)

ポルトガル
監督ルイス・フェリペ・スコラーリ
GK1リカルド、DF4ボシングワ、15ペペ、16リカルド・カルバーリョ、2パウロ・フェレイラ、MF8ペチ(後半27分23ポスチガ)、10モウチーニョ(前半30分6ラウール・メイレレス)、20デコ、FW11シモン、21ヌーノ・ゴメス(後半21分19ナニ)、7C・ロナウド

ゲームのあらすじ
ドイツが常に先手を取る展開で、ポルトガルを振り切った。ボールを支配されたものの、前半21分と25分にチャンスを確実に生かした連続ゴール。前半1点を返されたものの、後半15分にFKから3点目を入れて突き放した。ポルトガルはデコを中心としたボール回しで最後までドイツを押し込み、終盤ゴールを挙げて1点差にしたものの、最後は及ばす。ゴール前の各局面の攻防で、攻め切る、守り切る部分のディティールの差で、ドイツが上回った印象だった。

注)時間表記について
当足ワザマッチレポートの時間表記は、そのプレーの起こった分で表示しています(例:0分50秒→0分、13分40秒→13分)。なお大会側から発表される、公式記録では、得点、交代時間など、そのプレーの起こった分+1分で表示されています(例:0分50秒→1分、13分40秒→14分)ので、御了承下さい。

足ワザマッチレポート

前半

17分 ドイツ シュバインシュタイガー 足ワザ
右サイドでゆっくりとボールを持ち、中央の味方へパスすると見せて敵を引きつけ、縦方向へ股抜き。

19分 ポルトガル モウチーニョ 決定機
右サイドでボールをつなぎ、ボシングワが縦突破で2人を振り切ってクロス。中央のモウチーニョに入ったが、頭で合わせようとしてタイミングが合わず、モモでシュート。わずかにゴール上に外れる。

21分 ドイツ シュバインシュタイガー ゴール
左サイド、ハーフライン付近でボールを受けたポドルスキーが、クローゼ、バラックを壁にしてのダブルワンツーを決めて縦に突破。グラウンダーのクロスを入れると、マークを振り切ったシュバインシュタイガーが、ニアサイドで合わせた。

25分 ドイツ クローゼ ゴール
左サイドからのFK。シュバインシュタイガーの右足からのキックは、ゴールに向かってカーブがかかったボール。密集の裏へ抜けたクローゼが、ファーサイドで頭を合わせた。

31分 ポルトガル C・ロナウド 足ワザ
左から右へ流れ、縦パスを受けたC・ロナウドが、ヒールキックで中へ入ったシモンへパス。さらにシモンからのリターンを受けて、ペナルティーエリア内へ入ったが、ヌーノ・ゴメスへのクロスを選択し、敵にカットされた。

39分 ポルトガル ヌーノ・ゴメス ゴール
右サイドでシモンがフリーで抜け出し、中へ入っていって、左サイドのC・ロナウドへパス。C・ロナウドが前に持ち出しての左足シュートはGKレーマンが弾いたが、こぼれをヌーノ・ゴメスが蹴り込み、1点を返した。

44分 ドイツ バラック 足ワザ
左サイド。左足でクロスを入れようとして、インサイドで切り返し、ボールを軸足(右足)の後ろから通すクライフターン。敵をかわして、右足でシュート。GKリカルドがセーブ。

45+分 ポルトガル C・ロナウド 足ワザ
左サイド前へ走って、縦パスを受けたC・ロナウドが、ゴール方向に向かってドリブル。目の前の敵を右アウトで少し右にかわしてから、すぐにシュート。敵の反応が間に合わないテンポ、速さだった。シュートは惜しくもゴール右へ外れる。

後半

1分 ポルトガル C・ロナウド 足ワザ
左サイドで縦方向を向いたドリブルで敵を引きつけ、左足インサイドでボールを中に弾くようなターンでかわす。このとき右足は前に抜くので、軸足を抜くクライフターンといえる。最後はファウルを受けた。

11分 ポルトガル ペペ 決定機
右CK。ニアサイドでデコがうまく後方へ頭で流し、ペペがフリーでゴール前に入ったが、シュートはゴール上に外してしまう。

12分 ドイツ バラック 足ワザ
左サイドで、右アウト→右インとボールを左右に細かく動かして、敵をかわす。次の敵を裏通り(ボールは敵の左を通し、自分は敵の右から回り込む)でかわして、左サイドをえぐり、スタンドを盛り上げる。

15分 ドイツ バラック ゴール
前半の2点目と同じような、左からのFK。シュバインシュタイガーが右足でボールを入れ、ゴール前でバラックが頭で合わせた。ゴール前の位置取り争いで、余裕でフリーになったバラック。ポルトガルはパウロ・フェレイラがマークだったが、あまりにミスマッチだった。

22分 ポルトガル C・ロナウド 足ワザ
左サイドからのFKを狙う。ボールは無回転で飛んでいったが、大きくブレたり、落ちることなく、ごール上へ大きく外れていった。無回転になっても落ちないといわれる、今大会のニューボール。これは長らく盛り上がったブレ球時代の終焉を告げる、象徴的なシーンとなるかも。

41分 ポルトガル ポスチガ ゴール
長らくポルトガルがドイツを押し込む。特別に取り上げるほどの派手さはなが、デコがドリブル、パス、ターンと、持ちワザをいろいろと駆使してチャンスメークするシーンが多いので注目。ゴールは、左サイドのナニのクロスから。縦へ入ってから、右アウトでマイナス方向へ戻って3人をいなし、中へ入れる。ボールはドイツセンターバック2人の間にきれいに入り、ポスチガが頭で合わせた。

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