グループA
チェコ
ポルトガル
スイス
トルコ
北 大会的にも足ワザ的にも、注目度ナンバーワンはポルトガルの⑦C・ロナウド。
菊地 ユーロって、若くて野心のある選手のほうがいいプレーをするイメージがある。⑦C・ロナウドは大会の目玉だから頑張るだろうけど、例えば⑩モウチーニョとか、まだ名の通ってない選手のほうが気になるんだよね。
北 その点でいっても、⑰クアレスマがイチオシ。ダブルタッチ、軸裏プレー、シザーズと、足ワザのバリエーションは⑦C・ロナウドにも匹敵するぐらい豊富。で、彼のいちばんすごいところは右アウトのクロス! 「どうしてそんなに強いボールが蹴れるの?」ってぐらい、強くて速いボールをビュンビュン蹴るんですよ。
菊地 内股だから軸裏を使うのに向いているんだろうね。ポルトガルはこれに⑲ナニ、⑪シモンまでいるんだから、ウイング王国だよ。またぐ回数を数えたらポルトガルがダントツナンバーワンだろうね。誰かカウントしてよ(笑)。
清水 ただ、クロスに合わせるCFが21ヌーノ・ゴメスしかいないのがウイークポイント。
菊地 だからポルトガルが勝ち上がるとすると、C・ロナウドがゴールをたくさん取った場合だろうなという予想は立つよね。
北 C・ロナウドをCFにしたほうがいいのかも。
清水 ⑰C・ロナウドは、6月12日(木)発売のストライカーDXで「C・ロナウドのなりきり術」と題して紹介していますので、そちらをぜひご覧ください(笑)。
小池 ボランチの⑰ミゲル・ベローゾは“タッチャー”だね。ボールタッチしているときの身のこなしが、とってもしなやか。
清水 ⑳デコのプレーは味わい深いですよ。スピードはないんだけど、かわすのがうまい。ジッと見ていると面白い。
北 このチームはサイドがチャキチャキ系で、真ん中がタッチ&ターン系。どっちも面白い。
菊地 チェコは、ロシツキーが出られないんだ? そうするとズドンと落ちる感じだなぁ。
北 でも、FWの⑨コラーは2メートル2センチで「タワー系」と見せかけて、実は足元がうまいんですよ。ファーストコントロールでピタッとボールが収まる。ため息が出るぐらい。
菊地 こういう選手は立っててもヘディングに勝てるから、逆にヘディングがうまくならないんだよ。
北 それから⑥ヤンクロフスキーの左足。ドッカン系になっちゃいますね。
清水 チェコはメンバーがだいぶ変わりましたね。ネドベドもいないし、スミチェルもいない。ロシツキーまでいないと、ファンタジーは期待できなさそう。
北 スイスは、06ドイツワールドカップでの発見だった、右の23デゲンと左の③マニャンの両サイドバックですか。
小池 スイスのサイドバックは世界屈指だね。「ブラジルかスイスか」っていうぐらい。
北 そこまで!? この2人のプレーは、あんまり知らない人もいると思うんですけど。
小池 ③マニャンは縦へ縦へガンガン上がっていくタイプ。23デゲンは、もうね、ウマイ! 06ワールドカップで見せた足ワザオンパレード(シザーズ→クライフターン→半回転ルーレット→右アウト突破)は、大会ベストプレーとの呼び声も!?
北 23デゲンは、来季リバプールに移籍するので、これから大注目でしょうね。
菊地 エースの⑨フレイは、乗ってくると結構ゴールを決めるんだけど、美味しいところを外すことも多くて。勝手に「スイスの柳沢」と呼んでる(笑)。ボールの引き出し方は上手だし、シュートへ持ち込むまでは素晴らしい。
北 トルコは?
菊地 足ワザ的にはここがダークホースじゃないかな。まだ無名でも大会が始まったら驚かせてくれそうなのが何人かいる。ただ、大体キレて終わるのがパターンだから、決勝トーナメントに上がってほしいね。
小池 グループAは足ワザベースで見た場合、結構な注目グループだよね。
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