FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2015
【M3】準々決勝
TPマゼンベ-サンフレッチェ広島

2015年12月14日

松岡健三郎(本誌)取材・文・写真

15年12月13日(日)19:30キックオフ
長居スタジアム大阪/大阪府/観客23,609人/試合時間90分
TPマゼンベ
(コンゴ民主共和国)
0 0-1
0-2
3
サンフレッチェ広島
(日本)
  得点者 塩谷司(44分)
千葉和彦(56分)
浅野拓磨(78分)
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2点目を決めた千葉和彦を手荒く祝福する広島

タフで粘り強い戦いを見せた広島

広島が、前回出場した2012年に敗れたアフリカ相手に、リベンジを狙う。その広島は「広島が非常によかった」とマゼンベのカルトロン監督にいわせるほど、相手を圧倒して見せた。

開始直後は「慣れるのに時間がかかった」と、この試合でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた森崎和幸が振り返ったように、フィジカルの差があり耐える時間が続いたが、次第に広島らしいボール回しからリズムを取り戻し、タフで粘り強い試合を展開する。そしてこのまま前半を終えるかと思われた前半44分、この試合広島の1本目のCKで試合を動かした。6月以来の先発起用となった茶島雄介が蹴ったボールを、ニアサイドに走りこんだ佐々木翔が頭でスラす。中央でフリーとなった塩谷司が合わせて2試合連続ゴール。広島が前半をリードして終える。

マゼンベのリズムに慣れた広島は後半もペースを握る。後半11分には立て続けに得たCKから再び茶島が蹴ったボールを、打点の高いヘディングで千葉和彦が決め、2点をリードした。

「1点取って、2点目が早く取れて楽になった」と森崎和がいうように、ここからマゼンベの緊張の糸が切れてしまった。「もっと準備時間が必要でした」と試合後、調子の上がらない選手をカルトロン監督はかばった。

後半30分に浅野拓磨が佐藤寿人に代わって入ると、間延びしたマゼンベのディフェンスにとどめを刺す。青山敏弘のロングパスに抜けだしたミキッチの右からのクロスを中央でフリーになった浅野がヘディングで確実に決め、出場から3分で仕事をした。

3-0でアフリカ王者を圧倒し、2012年のリベンジを果たした。タフで粘り強さ見せた広島。15日間で5試合目となる次の試合は、南米王者のリバープレート(アルゼンチン)と相まみえる。

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試合の出場は8月以来だが、ブランクを感じさせない運動量をもって攻守に絡んだ茶島雄介
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準備不足で本来の力を出せずに終わったコンゴ民主共和国のマゼンベ
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