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清水 さて、次はナイジェリア戦、そしてオランダ戦と続くわけですが。
了戒 厳しくなったよね。アメリカ戦で勝つことを大前提にしてたわけだし、選手もショックは大きかったみたいだよね。
清水 だけど、オランダvsナイジェリアがスコアレスドローだったことで、まだ突破の目は残った気はするんですが。
了戒 勝つとしたらナイジェリアだよね。身体能力はやっぱりすごかったけど、プレーが雑なところも見える。
清水 オランダvsナイジェリアを見ていて思ったんですけど、見るからに22人全員がアスリートなわけですよ。体つきやスピードも、日本とは全然レベルが違う。これは世界のサッカーの傾向なんですけど。そんなヤツらにサッカー小僧を11人並べた日本が勝とうっていうんだから、連動性と運動性、これを思い切ってリスクを恐れずに高めていくしかない。それができて、初めてイーブンになる。
了戒 そこが日本の生命線だよね。
清水 面白そうな挑戦ではあるんですけどね。
了戒 内田がもっと通用するんじゃないかと思ってたんだけどな~。
清水 抑えてましたね。特に前半15分までは。
了戒 まぁ、行くところは行けていたと思いますけどね。
清水 不思議なことに、攻め手がなくなると自然と内田に目がいくようになっちゃったんですよね。そういう存在になってきた。
了戒 そうだね。ただ、それだけじゃしょうがないんだけどね。
清水 あとは本田拓なんか、見ててかわいそうでしたけどね。あれだけの働きをして、相手の攻撃を水際でせき止めるようなファールをして、汚れ役を一手に引き受けた本田拓に向けられたのは……イエローカードと容赦ないブーイング。切ないポジションですよね……。
了戒 観客も、最後は「アメリカがんばれ!」っていってたからね。でもあの人たちも、途中まではどっちの味方でも良かったんだと思うよ。でも、日本がチンタラとボールを回しているのには、ブーイングだったね。
清水 アジアの国はだいたいそうですよね。ボール回し反対派。プレミアリーグっぽいのを好む。彼らはまだ、サッカーの見方に関してピュアですからね。僕みたいに汚れちゃいない(笑)。
了戒 オリンピックって他の競技もあるからさ、みんながサッカーを好きじゃなくなるチャンスでもあるんだよね。「体操って面白いじゃん」って発見をしたり、他の競技との順位を比較したら大変なことになっちゃう。
清水 せめて、もっと内容が積極的になればいいんですけど。ボール回しっていっても、何だか時限爆弾を回しているような感じで、安全に安全に、みんなすぐに他の人へ預けたがっている感じがある。
了戒 あ~それは昔、本田拓とかもいってた。ボール回しっていっても、「自分に自信がないからオレのところにつけないで」っていう感じの回し方。そうじゃなくって、「11人が1個ずつ越えていけばゴール前にたどり着く」っていう話をしてたんだよね。
清水 なるほど。日本は今まで、そういう主体的に相手を崩すってことができてなかったですよね。
了戒 さて。なかなかポジティブな要素を見つけづらいけど……。次のナイジェリア戦は、誰に期待しましょうか? 本田圭?
清水 僕の中で、本田圭の堂々たるプレーはもはや計算のうちですね。そこにプラスアルファしないとゴールは奪えないんで……、僕は李忠成に期待したいですね。
了戒 私は岡ちゃん(岡崎)かなぁ。途中から出場して決めてほしい。
清水 今度こそ、「JAPAN SOCCER」を見せてほしいですよね。アメリカ戦では、それが全然出せなかったのが何よりも悔しかった。次のナイジェリア戦でもう一度、日本に期待しましょう!
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| 記者席の様子。モニターが完備されている |
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