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北京オリンピック取材記 追跡! 反町ジャパン

2008/8/7

北京オリンピック取材記 追跡! 反町ジャパン vol.2

清水英斗(本誌) 構成

いよいよ始まる北京オリンピック! サッカーは8月8日に行われる開会式に先駆け、7日に男子がアメリカとの初戦を迎えます。ニュージーランドに引き分けたなでしこジャパンの分も、ぜひとも勝利を収めたいところ。
今日も現地取材中の本紙記者・清水英斗から、反町ジャパンの追跡レポートをお送りします!

決戦前夜!
リラックスムードの選手と、緊張感の漂う指揮官

いよいよ試合前日。反町ジャパンは、冒頭の15~30分くらいを公開して、その後は非公開で練習を行った。

最初に行っていたのは、ポールの間をステップでくぐり抜けながらのシュート練習。黙々とこなす選手も多い中で、安田理大などは得意のシザーズで敵をかわすイメージをしながらシュートを打つなど、ハツラツとした姿勢が見えた。ただし、きちんと決めている選手は少ない。日本の練習が終わった後、オランダの練習も見たのだが、やはりシュートシーンでの迫力には雲泥の差があると改めて感じた。

その次に行ったのは、ディフェンスに見立てて置かれた8本ほどのポールの間を、自由に動いてファーストタッチを工夫しながらボールをもらい、それをポストに当ててワンツーでシュートに持っていく練習。

前に行くフリをしてポールの後ろに走るなど、クリエイティブな動きが求められる練習なのだろう。この練習で圧巻だったのは長友佑都。右サイド側からスタートした長友は、何とポールの間ではなく、すべてのポールの大外からグルッと回り込んで左サイドまで爆走して裏を突いてパスを受けた。「出た! オーバーラップ!」と選手からも声が挙がっていた。

あとは4対2のボール回しを2コート移動式で行った後、ここからは非公開。セットプレーの確認などをしたものと思われる。雰囲気の良さが感じられる練習だった。いちばん緊張感があったのは指揮官本人かもしれない。

以下は練習後のコメント。

内田篤人
「ミーティングでもいっていたけど、過去3大会で前半開始15分以内に取られた試合が4割ある。自分もDFの人間なのでそこは気をつけたい。
  昨日かおとといなんだけど、高校で同じクラスだったみんながメッセージを送ってくれた。“北京には行けないけど、日本で応援してます。走ってこい!”と。サッカーしてなかったヤツが“走ってこい”といってくれて、ちょっとしみじみ感じました。切り崩せ、とかじゃない。“がんばれ!”とか“家族で応援してる”とか、そういうピュアな感じが良かった。うれしいです。高校の友達は本当に。
  せっかくのオリンピックなので楽しみたい。観客も5万人くらい入るんでしょ? 楽しまないともったいない。たぶん緊張はしないんだよね。練習試合くらいの勢いで臨みそうな感じ。それはちょっと問題なのかも(笑)」

本田圭佑
「僕らは3勝するつもりなんで。明日の試合で勝たないと厳しくなるとか、そういうことは関係ない。早く自分たちの力を試したくてしょうがない。明日の敵はアメリカじゃない。自分に勝てれば試合にも勝てると思います」

反町康治監督
「2年間の集大成。このためにやってきた。日本のサッカーを全面的に押し出してやるという考えに変わりはない。(選手はいつもどおりにやりたいといっているが?) まあ、自分に言い聞かせている部分もあるんだろう。でも、本当にそうなんだよ。今までは特別なことをやろうという意識が強かったので、そこはずっと話をしてきた」


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vol.2 アメリカ戦
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対談
vol.5 vol.6 オランダ戦
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