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トップマッチレポートヨーロッパリーグ 足ワザマッチレポート>【プレミアリーグ】 第10節 リバプール-マンチェスター・U

Match Report マッチレポート


2009/10/27

足ワザマッチレポート 【プレミアリーグ】 第10節 リバプール-マンチェスター・U

清水英斗(本誌) 構成

09年10月25日 14:00 アンフィールド(リバプール)

リバプール
0-0
2-0
マンチェスター・U
F・トーレス(後半19分)
エンゴッグ(後半50分)
得点者  
【プレミアリーグ】 第10節 リバプール-マンチェスター・U
リバプール
監督ベニテス
GK
25レイナ
DF
22インスーア、5アッガー、23キャラガー、2ジョンソン
MF
20マスチェラーノ、21ルカス、12F・アウレリオ、18カイト、15ベナユン
FW
9F・トーレス
交代
後半35分 9F・トーレス→24エンゴッグ
後半46分 15ベナユン→37シュクルテル
警告・退場
警告 後半26分 20マスチェラーノ
警告 後半41分 23キャラガー
警告2枚で退場 後半49分 20マスチェラーノ
SUB
1ディエゴ、10ボロニン、19バベル、26スパーリング、27デゲン
マンチェスター・U
監督ファーガソン
GK
1ファン・デル・サール
DF
3エブラ、5ファーディナンド、15ビディッチ、22オシェイ
MF
18スコールズ、16キャリック、11ギグス、25バレンシア
FW
10ルーニー、9ベルバトフ
交代
後半28分 9ベルバトフ→7オーウェン
後半28分 18スコールズ→17ナニ
警告・退場
警告 前半15分 3エブラ
警告 前半37分 9ベルバトフ
警告 後半29分 15ビディッチ
警告2枚で退場 後半43分 15ビディッチ
SUB
2G・ネビル、8アンデルソン、12フォスター、20ファビオ、23エバンズ

ゲームのあらすじ
公式戦4連敗中のリバプール。ここでマンUに負けると、プレミアリーグの優勝戦線から脱落してしまうという重大な一戦を迎えた。後半の15分頃までは、両チームとも、ディフェンス陣が驚異的な集中力を発揮しており、攻めても攻めてもスコアがなかなか動かない。しかし、徐々にマンUがボールを保持する時間が長くなっていた後半19分、必殺カウンターからF・トーレスがゴールを決める。ここからは、いつ同点ゴールが決まってしまうかというスリリングな展開だったが、ひたすらマンUの猛攻を受け止めて、大事な試合をモノにした。

注)時間表記について
当足ワザマッチレポートの時間表記は、そのプレーの起こった分で表示しています(例:0分50秒→0分、13分40秒→13分)。

ゲームハイライト&足ワザメモ

前半

3分 リバプール ベナユン 足ワザ
中盤でパスを受けて、左側へボールを持ち出そうとして大きく踏み込んで【ボディーフェイク】。そこから足先で右側へ切り返して敵をかわした。この体の柔らかさとバネは、さすがベナユンといったところか。

10分 リバプール F・トーレス 足ワザ
インスーアのクロスが流れたところを、右サイドで受けて仕掛ける。【エラシコ】でカットインして左足のシュートを打ったが、カバーリングに入られて体勢が窮屈になり、ミートし切れなかった。

15分 リバプール F・アウレリオ 決定機
中央やや右寄りからのFK。左足で壁を越えて二アサイドを狙うが、ファン・デル・サールが辛うじてはじく。さらにカイト、F・トーレスがつめてそれぞれシュートを打つが、得点には至らず

17分 リバプール カイト 決定機
高い位置で、ルカスがスコールズからボールを奪ってカウンター。敵を引きつけてカイトへパスを出したが、やや窮屈な体勢になり、フリーでシュートを打ったが枠を外れた。

20分 マンチェスター・U ルーニー 決定機
素早いカウンターから右サイドのバレンシアに展開。クロスに対してルーニーが飛び込んでヘディングシュートを打つが、力なく、レイナがセーブ。

35分 リバプール F・アウレリオ 決定機
カウンターアタックからベナユンがクロス。F・アウレリオがフリーでヘディングを打つが、GKにセーブされる。

後半


19分 リバプール F・トーレス ゴール
カウンターアタック。ベナユンの絶妙な【ダイアゴナルスルーパス】へ、F・トーレスが走り込み、DFを【ハンドオフ】しながら右足でシュート。見事ゴール天井に突き刺さった。

27分 マンチェスター・U ベルバトフ 足ワザ
右サイドからのサイドチェンジが大きくなったところを、クルッと体を回しながら、背後から来るボールを【つま先トラップ】。おなじみのプレー。

38分 マンチェスター・U バレンシア 決定機
オーウェン、ナニを投入して攻め立てるマンU。ペナルティーエリア内でオーウェンが落としたボールを、ゴール右、角度のないところからバレンシアがシュート。バーに当たって逆サイドへ流れた。

45分+ リバプール エンゴッグ ゴール
最後の最後、いつゴールを破られてもおかしくないリバプールだったが、ボール際のぶつかり合いの末、カウンターアタックからカイトがタメてルカスへ、最後はエンゴッグがゴール右へ流し込んで待望の2点目を決めた。

ゲームの感想 ★★★★☆ スコアを知らずに観よう

内容は乏しいが
スリルは満点

相変わらず効果的なクサビが入らず、中盤の構成力に欠けるリバプール。さらにジェラードまで失った状態で、よくここまで戦ったというべきだろう。ディフェンスラインの安定感でもマンUには大きく劣っていたが、それを有り余るファイトで全部カバーしていたと思う。正直、感動した。ゲーム解説を担当したお二人も、いつのまにかリバプール寄りで解説をしていることに、おそらく試合が終わるまで気づかなかったのではないか。それほど、感情移入してしまう試合だった。
解説といえば、ビディッチの、対リバプール戦3回連続退場を予期するかのようなフラグを立てる解説は見事だった。レッドカードが出た瞬間、大笑いしてしまった。いろいろな意味で、見所たっぷりな試合だった。
ただし、展開的には終始つぶし合いといったイメージで、戦術的、技術的な見所は乏しい。スコアを知らずに観るなら、これほど面白い試合はないが、スコアを知っていたら、これほどつまらない試合はないだろう。
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