09年5月6日 20:45 スタンフォード・ブリッジ(ロンドン) |
| チェルシー |
| 監督ヒディンク |
GK
1チェフ
DF
3A・コール、26テリー、33アレックス、17ボシングワ
MF
13バラック、5エッシェン、15マルダ 、8ランパード、39アネルカ
FW
11ドログバ |
| 交代 |
|
| 警告・退場 |
 |
後半29分 |
5エッシェン |
 |
後半32分 |
33アレックス |
 |
後半50分 |
13バラック |
 |
後半53分 |
11ドログバ |
|
| SUB |
| 40イラーリオ、2イバノビッチ、9ディ・サント、12ミケル、21カルー、35ベレッチ、42マンシエン |
|
| バルセロナ |
| 監督グアルディオラ |
GK
1ビクトル・バルデス
DF
22アビダル、3ピケ、24トゥーレ・ヤヤ、20ダニエウ・アウベス
MF
28ブスケツ、15S・ケイタ、6シャビ
FW
8イニエスタ、9エトー、10メッシ |
| 交代 |
| 後半40分 |
28ブスケツ→11ボージャン |
| 後半50分 |
8イニエスタ→7グジョンセン |
| 後半51分 |
9エトー→16シウビーニョ |
|
| 警告・退場 |
 |
前半30分 |
20ダニエウ・アウベス |
 |
後半20分 |
22アビダル |
 |
後半45分 |
9エトー |
 |
後半48分 |
8イニエスタ |
|
| SUB |
| 13ピント、2カセレス、7グジョンセン、11ボージャン、16シウビーニョ、21フレブ、27ロドリゲス |
|

第1戦は、思いっきり引いて、ガチガチに守ったチェルシーだったが、ホームでのこの第2戦は、中盤から積極的にボール奪取を試み、ショートカウンターを狙おうという攻撃的な意図が、立ち上がりからよく表れていた。一方バルセロナは、相変わらずテンポのいいパス回しから、メッシのドリブルなどをアクセントに、終始ボールキープ率を高く保ったままゲームを進めた。
しびれるような緊張感の中のゲームは、立ち上がり、チェルシーのエッシェンゴール、終了間際、バルサのイニエスタのゴールとも、左サイドから来たボールを、ミドルレンジから思い切ってダイレクトで振り抜いたもの。ただこの1試合での、ゴールを予感させるチャンスの数ということならチェルシーのほうに多かったわけだが、アウェーゴールというほんのわずかな差で、バルセロナが決勝に勝ち上がった。 |
注)時間表記について
当足ワザマッチレポートの時間表記は、そのプレーの起こった分で表示しています(例:0分50秒→0分、13分40秒→13分)。
8分 チェルシー エッシェン ゴール
左サイドからランパードがフワッとしたクロスを狙うが、これがトゥーレ・ヤヤに当たる。上がったボールをエッシェンが左足でダイレクトボレーシュート。ヒュンッとドライブがかかったボールは、バーの下っつらに当たってからゴール内で弾んだ。
12分 バルセロナ メッシ 足ワザ
トラップ際を狙って突っ込んできたA・コールを、左イントラップ→右インの【ダブルタッチ】で軽やかにかわす。その後、3人に囲まれたが左足アウトの【アングルパス】で味方につなぐ。
20分 バルセロナ ダニエウ・アウベス 足ワザ
やや左サイド、ゴールまで30メートルくらいの直接FKを、無回転系で狙う。右足のインサイドに深く入れて、ダフり気味に少しスライスさせるような蹴り方で、ボールにはドロッとした縦回転がかかったが、ゴール右へ1メートルほど外れる。
24分 チェルシー ドログバ 決定機
左サイドのゴールライン際、ペナルティーエリアすぐ外。ほとんど角度のない位置からの直接FKだったが、ゴール前へ強烈なシュート性のキック。これがニアポスト前にいたブスケツに当たり、ゴールへ向かったがGKビクトル・バルデスがほ反射的に反応。左ヒザに当ててセーブ。
43分 バルセロナ イニエスタ 足ワザ
左タッチライン際でボールを受けると、右足イン⇔アウトのタッチワークだけで、ボシングワ、バラックをほんろう。
2分 バルセロナ イニエスタ 足ワザ
ゴールキックをセンターサークル付近でスパッと収めて、左サイド方向へドリブル。【シザーズ】を入れながらキープし、【ダブルタッチ】でアビダルへパス。さらにリターンをもらい、右足インサイドでの【プッシュ&フック】でボシングワをかわす。
6分 チェルシー ドログバ 決定機
左サイド、マルダからアネルカ。アネルカはバルサ守備陣を引きつけてからゴール前のドログバへ。トラップも完璧で、懸命に戻ってきたピケも【シュートフェイント】で難なくかわす。GKと1対1になり、左足インでゴール左隅を狙ったが、これが弱く、またコースも甘く、GKビクトル・バルデスの右足に阻まれる。
25分 チェルシー ランパード 決定機
やや左サイド寄りからの強シュート。トゥーレ・ヤヤに当たってコースが変わったがゴールへ向かう。GKビクトル・バルデスも逆を取られたがリカバリー→セーブ。
37分 チェルシー ランパード 足ワザ
左サイド、ペナルティーエリアのすぐ外。左→右→左→右と、4回続けてノーステップでボールを動かす【クワドロプルタッチ】縦へ抜ける。
47分 バルセロナ イニエスタ ゴール
シャビから右サイドのダニエウ・アウベスへ。アウベスのクロスはファーへ流れたが、その後メッシに渡り、ためを作ってから中央のイニエスタへ。このボールを右足でダイレクトで、少しアウトにかけてスライス気味にシュート。ボールはゴール右隅に吸い込まれた。
| ゲームの感想 |
★★★★☆ |
まさに手に汗握る緊迫の一戦 |
レフェリーのジャッジは「行って来い」 |
後半36分、バルサのペナルティーエリア内で、アネルカがつついて出て行こうとしたボールが、ピケの右手に当たった。しかしホイッスルは鳴らず、プレー続行。さらに、後半アディショナルタイム中にも、やはりバルサペナ内で、わきの下あたりに当たるプレーがあったが、コレにも笛は鳴らなかった。執拗に抗議したバラック、試合後にはドログバがイエローカード。また「陰謀説」という見出しをつけたメディアがあるほど物議を醸した試合だったが、ジャッジという観点では、状況的には「行って来い」だ。後半20分、バルサのアビダルに出されたレッドカードは厳し過ぎる判定だろう。レフェリーがジャッジのバランスを取ろうとするのは、サッカーではよく起こりうることだ。それよりもチェルシーにとって痛かったのは、バルサGKビクトル・バルデスの好守もあったが、いくつかあった2点目のチャンスをものにできなかったことだ。
この準決勝2試合トータルで見ても、チェルシーの……いや、ヒディンクの、ほぼ思惑通り進んだ印象だが、ただ結果だけがバルセロナのものになった。 |
|