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トップマッチレポートヨーロッパリーグ 足ワザマッチレポート>【UEFAチャンピオンズリーグ】 1回戦 2ndレグ マンチェスター・U-インテル

Match Report マッチレポート


2009/3/13

足ワザマッチレポート 【UEFAチャンピオンズリーグ】
1回戦 2ndレグ マンチェスター・U-インテル

清水英斗(本誌) 構成

09年3月11日 19:45 オールド・トラフォード(マンチェスター)

マンチェスター・U
1-0
1-0
インテル
ビディッチ(前半3分)
C・ロナウド(後半3分)
得点者  
【UEFAチャンピオンズリーグ】 1回戦 2ndレグ マンチェスター・U-インテル
マンチェスター・U
監督ファーガソン
GK
1ファン・デル・サール
DF
22オシェイ、5ファーディナンド、15ビディッチ、3エブラ
MF
16キャリック、18スコールズ、7C・ロナウド、11ギグス
FW
9ベルバトフ、10ルーニー
交代
後半24分 18スコールズ→8アンデルソン
後半38分 10ルーニー→13パク・チソン
警告・退場
後半25分 10ルーニー
SUB
12ベン・フォスター、23エバンズ、24フレッチャー、28ギブソン、32テベス
インテル
監督モウリーニョ
GK
12セーザル
DF
13マイコン、2コルドバ、25サムエル、39サントン
MF
19カンビアッソ、4サネッティ、14ビエラ、5スタンコビッチ
FW
8イブラヒモビッチ、45バロテッリ
交代
後半0分 14ビエラ→20ムンタリ
後半12分 5スタンコビッチ→10アドリアーノ
後半24分 45バロテッリ→7フィーゴ
警告・退場
後半7分 25サムエル
後半31分 20ムンタリ
SUB
1トルド、6マクスウェル、9クルス、24リバス

ゲームのあらすじ
ガチガチに固められた1stレグの試合展開とは打って変わったエキサイティングなゲームになった。開始早々のビディッチのゴールで先制されて攻めざるを得なくなったインテルに対し、先制したマンUもまた、アウェーゴールによる大逆転を恐れて追加点を狙わざるを得ない。そしてノーガードでひたすら打ち合った結果、後半の中盤以降は、両チームの動きは目に見えて衰えてきたが、マンUは巧みにボールをキープしつつも、相手にボールを持たせるところは持たせる試合巧者ぶりを発揮。組織としての経験の差が勝負を決めた。

注)時間表記について
当足ワザマッチレポートの時間表記は、そのプレーの起こった分で表示しています(例:0分50秒→0分、13分40秒→13分)。

ゲームハイライト&足ワザメモ

前半

1分 マンチェスター・U ギグス 足ワザ
中盤の左サイドでボールを奪い、長い距離を外側から巻いていく絶妙のスルーパス。ルーニーが走り込んだものの、コルドバが直前でカット

3分 マンチェスター・U ビディッチ ゴール
ギグスが蹴ったCKを、ビディッチが頭で合わせて先制。ビエラがマークについていたものの、ビディッチがプルアウェイの動きで巧みに外し、フリーでヘディングを放った

8分 インテル バロテッリ 足ワザ
中盤の左サイドでスローインを受けた場面。オシェイが背後からマークについていたが、足裏で一度ボールを止め、タイミングの隙を突いて、サッと中央へ足裏で転がしてオシェイを置きざりにした

18分 マンチェスター・U ギグス 決定機
両サイドを広く使ったパス回しから、エブラが左サイド裏へスルーパス。ギグスがDFラインをかいくぐってボールを受け、グラウンダーのクロス。惜しくもベルバトフの手前でカットされるものの、これを拾ったギグスから再び中央へ。インテル選手の手に当たったようにも見えたが、主審の笛は鳴らず

28分 インテル イブラヒモビッチ 決定機
右サイドでFKをゲット。マイコンが蹴ったボールを、ゴールまで約2メートルの距離でヘディングシュート。しかし、たたきつけたボールは大きくバウンドしてバーに当たってしまった

33分 マンチェスター・U ギグス 足ワザ
中央でボールを受け、背負った敵をアウトターンでクルッと回ってかわし、さらにカバーに来た敵の股を抜いてドリブル突破

36分 インテル スタンコビッチ 足ワザ 決定機
イブラヒモビッチとのワンツーで、ペナルティーエリアやや手前でボールを受け、弾んでいるボールを右足でアウトスライスシュート。GKファン・デル・サールの手から逃げるようにニアサイドへ飛んだが、ギリギリではじいてCKへ

37分 マンチェスター・U オシェイ 決定機
ギグスからパスを受けたルーニーが、ダイレクトでゴール前へキラーパス。スルスルッと抜けていったオシェイに渡るが、GKとの1対1を決めることができず。組み立ては完璧だったが、最後はアイデアに乏しいシュートだった

38分 インテル スタンコビッチ 決定機
左サイドでイブラヒモビッチがボールキープして、逆サイドへ走り込むスタンコビッチへクロス。うまく裏へ抜けたが、バウンドに合わせることができず、ジャストミート失敗

39分 インテル イブラヒモビッチ 決定機
マンUディフェンスが跳ね返したボールを、バロテッリがダイレクトスルーパス。抜け出したイブラヒモビッチがペナルティーエリア右側からシュート。ファーサイドをねらったが、惜しくも枠を外れた

後半

3分 マンチェスター・U ルーニー 足ワザC・ロナウド ゴール
ペナルティーエリア左寄りでパスを受けたルーニーが、【シザーズ】でタイミングをずらして、右足で柔らかいクロス。ギグス、ベルバトフ、C・ロナウドが同時に走り込み、前に出たC・ロナウドがフリーでヘディングシュート。大きな2点目を突き刺した

13分 インテル アドリアーノ 決定機
イブラヒモビッチが中盤でボールを奪い、アドリアーノへパス。ここから右サイドを駆け上がったカンビアッソに渡り、ファーサイドへのクロスを再びアドリアーノがジャンピングボレーでたたきつける。ボールはポストの内側に当たったが、惜しくもゴールならず

14分 マンチェスター・U ベルバトフ 決定機
ルーニーの強烈なミドルシュートの跳ね返りを、ギグス→ベルバトフとつないでシュート。1対1になったが、GKセザールが好セーブ

18分 マンチェスター・U ベルバトフ 足ワザ
右コーナー付近のスペースに出たパスに、ベルバトフが走り込む。背後から敵が迫ってきたが、クルッと回りながら足裏でボールを寄せて前を向き、パスを出した。大型ストライカーでありながら、こういった柔らかいプレーをこなすのがベルバトフの特長

18分 マンチェスター・U ルーニー 決定機
中央でボールを持ったルーニーが、再び強烈なミドルシュート。全く枠を外さない、しかもこの威力はかなりスゴい

39分 マンチェスター・U C・ロナウド 足ワザ 決定機
35メートルの距離から、【ブレ球】のFK。鋭く落ちる弾道だったが、GKにはじかれた

ゲームの感想 ★★★★★ どんだけ攻めるんですか?

さすがのモウリーニョも
1年目では個性派集団をまとめきれず

モウリーニョにとって、バロテッリをスタメンで起用したのは一つの賭けだったと思う。彼の独特なリズムによるドリブルやパスは、随所に可能性を感じさせてくれた。しかし、その回数をもっと増やすためには、まだまだインテルは組織としての熟成が足りない。「組織の中で浮きがち」という意味では、バロテッリと似たような個性を持つのがC・ロナウドだが、マンUはすでに組織としての熟成が進んでおり、C・ロナウドという浮いた個性を生かす戦術を、全員が心得ている。残念ながら、インテル1年目のモウリーニョには時間が足りなかった。来年、もしくは再来年、ファーガソンとモウリーニョが再びピッチで顔を合わせるのを楽しみに待ちたいと思う。

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