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Match Report マッチレポート

AFCアジアカップ2007 マッチレポート

組み合わせ・大会日程
大会概要
2007/7/14
AFCアジアカップ2007 グループリーグ 日本-UAE
宇都宮徹壱(写真家・ノンフィクションライター)、清水英斗(本誌) 構成
東南アジア4カ国共同開催による、アジアカップ2007が始まりました。日本にとってはワールドカップに向けた強化、そしてコンフェデレーションズカップへの出場権など求められるものが多い大切な国際大会。現地ベトナムにて取材中の清水英斗がさまざまなゲストをお迎えして、ストライカーDX名物の対談レポートをお送りします。
カタール戦の後藤健生さんに続くゲストは、写真家・ノンフィクションライターの宇都宮徹壱さんです。メジャー、マイナーに限らず、世界中のフットボールを愛する宇都宮さんならではの対談になりました。

STRIKER DX名物 対談レポート
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ベトナムの本当の過酷さは、冷房なんですよ

清水  実はさきほど、日本でテレビ観戦していた友人からメールをもらったんですが、「残り10分、日本がボール回して逃げ切り始めたところで、テレビ消して寝た」っていう内容だったんですよ。驚きましたね。カタール戦もあまりウケが良くなかったようですし、僕たちとの温度差ってこんなにもあるのかと。

宇都宮 あ~それはそうみたいだね。

清水  温度が31℃、湿度が79.9%の中で汗をダラダラ流しながら試合を見ている僕らにとって、ああいう試合展開になるのは感覚的にすごく自然なんですよ。でもテレビを見ている人には、ただ退屈な試合でしかなくなってしまう。

宇都宮 「何ヘバってんだよ」ってね(笑)。あのね、これは未来の話なんだけど。今テレビの臨場感ってすごくなってるじゃないですか。ハイビジョンで芝の1本1本が見えるくらいに。だから、あの音声と熱気まで伝えられるようになるといいね。そのテレビを見てるだけで汗ダラダラになっちゃうような(笑)。そうすれば、現地にいるのと近い心理状態を感じられるかもしれないね。

清水  そういえば宇都宮さんは、ベトナムに来てから体調を崩してましたよね。実は僕もそうだったんですけど。僕の場合、冷房がガンガン効いた室内と、30度を超える外界を往復し続けたことが原因なんですよ。それで体調を崩してしまいました。で、ちょっと思ったんですけど、日本代表が宿泊してるホテルがありますよね? 

宇都宮 うん。UAEもいっしょに泊まってるところだね。

清水  あそこは一般のお客さんも一緒に泊まっているみたいなんで、全ての共有スペースの温度や湿度をコントロールするわけにはいかないですよね。ということは、もしかして選手も僕と同じような冷房と熱気のコンビネーションで、体調を崩してもおかしくないんじゃないかって。もしかして高原が熱っぽいっていうのも……これは想像ですが。

宇都宮 まぁ彼らもプロだから、寝るときはエアコンを付けなかったり、ちゃんとコントロールはしてると思いますよ。

清水  今後、高原の他にもそういう選手が出てこないといいんですけど。

宇都宮 まだ2戦目が終わったところですから。優勝まで全6話完結のドラマがやっと第2話まで来ただけ。終盤で強いチームに当たったときに全力を出してプレーするために、今こうして戦い方を考えながらやってるわけですよ。

清水  全6話のドラマですか。そう考えるとわかりやすいですね。しかしそうなると、前回の中国で行われたアジアカップは、まるで昼ドラみたいな大会でしたね(笑)。

宇都宮 (笑)。たしかに。

清水  毎日がドンデン返し、みたいな(笑)。あれはあれで面白かったですが、今回に関しては月9風ドラマになりそうだと。まぁそれはともかく、くれぐれも3話完結にならないことを祈ります(笑)。

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