| --タジキスタン、香港、フィリピンという組み合わせになりましたが、その感想を。
サッポ 一言でいえばよかったと思いますが、優勝を目指しているチームとしては相手を選んではいられない。グループリーグを突破したらどこと当たるかはわかりませんから。どこが相手でも関係なく勝つ気でいます。ただ、よかったとは思います。
--一番の強敵になりそうなのは?
サッポ タジキスタンがグループの中では我々にとっては一番の敵かなと思いますが、全チームに対して同じ気持ちで戦います。
--1位で突破すれば、準々決勝ではグループBの2位、恐らくタイかウズベキスタンと当たります。この2カ国については。
サッポ どちらにしても危険な敵だと思う。タイは東南アジアの大会で優勝していますし、メンバーも変わっていると聞いているけど、私自身はまだ見ていない。グループリーグでしっかりとスカウティングしたい。ウズベキスタンは去年対戦してスピードもパワーもあるいいチームだということはわかっている。ただ、どれぐらい進化しているかはわからないので、こちらもスカウティングの必要がある。
--イランとは決勝まで当たらない組み合わせです。
サッポ イランは去年のAFCフットサル選手権で日本に負けてから、本当に熱心に強化していて、試合もこなしてきている。それが我々にとっては不利な部分になるのかなと。イランの試合に関してはできる限り映像を取り寄せてチェックしています。これからスペインとやるんですよね? その映像に関しても取り寄せて、しっかり見るつもりです。ただ、我々もイランを倒すための準備はできていると思います。
--ポルトガル遠征(ウクライナ、ポルトガル、中国と対戦して1勝2敗)、ブラジル遠征(リオデジャネイロ選抜と3試合対戦して1分2敗)とほとんど勝利していません。5月3、5日に壮行試合を行うアルゼンチンも強豪です。大会前に「勝ち」を味わわずに臨むことについては。
サッポ 若い選手を見たかったのは事実です。とはいっても、試合をする以上は絶対に負けたくない。だからポルトガル遠征のポルトガル戦(1-11)、ブラジル遠征の最終戦(0-7)、ああいう負け方は本当に煮えたぎるような気持ちになったのは事実です。特に単純なミスで相手に失点を与えてしまい大敗した。ただ、自分としてはプラスにとらえています。負けてもいいときに負けたからです。そこから課題を修正すればいい。絶対に負けられないときにつないでいけますから。そういう意味では有意義なものだと思います。
ポルトガル遠征・中国戦(3-2)も、決して内容的にはいい試合とはいえませんでしたが、最終的に勝つことができた。ブラジル遠征の1戦目(1-1)、2戦目(3-4)も非常に内容の濃いゲームができました。
--なるほど。サッポ監督は「単純なミス」というのが敗因として挙げられることが多いのですが、具体的にどういったところですか? また本番までにどうやって修正していくのでしょう?
サッポ 単純なミスの最大の原因は練習量が足りないこと。簡単なプレーで、連携不足、集中力不足からミスを犯している。ただ、しっかりとした練習さえできれば、ヨーロッパの強豪と対戦して、勝てるとはいいません、だけど、結構いいゲームをできるという自信はあります。そのためには練習量を増やすことが必要になってきます。
--来年度のAFCフットサル選手権には4年に1度のフットサルワールドカップの出場権がかかっています。その大会が最も大事で、今大会はその「準備」ともいえるのでは?
サッポ 来年が大事だからといって、今は勝たなくていいというのはありえない。人間は戦うからには勝ちにいくわけですから。試合をやるからには勝たなければいけない--私はそれをブラジルで習いましたから。 |