リオデジャネイロオリンピック2016
女子サッカー アジア最終予選 第4節
女子日本代表―女子ベトナム代表

2016年03月09日

松岡健三郎(本誌)取材・文・写真

2016年3月7日(月)19:35キックオフ
大阪府・キンチョウスタジアム/観客3,418人/試合時間90分
日本
6 2-1
4-0
1
ベトナム
岩渕真奈(39分)
大野忍(45分)
川澄奈穂美(80分)
中島依美(83分)
横山久美(90分)
大儀見優季(90+3分)
得点者 フィン・ヌー(41分)

試合前に決定! 5大会連続出場ならず

初戦のオーストラリア戦からふがいない戦いが続いてしまった「なでしこジャパン」。ベトナム戦を戦う前に中国が勝利したため、予選敗退が決定となってしまった。それでも持ち前の明るさで、これ以上恥ずかしい試合はできないと、しっかり切り替えて臨んだ。試合直前にこの試合キャプテンを務める岩清水梓に対して、宮間あやが「楽しんで!」と声をかけた。

その展開を誰もが臨んだが、ゴール前に人数をかけたベトナムのDFをこじ開けるのは簡単ではなかった。ようやくスタメンとなった岩渕真奈が何度かシュートチャンスも迎えるが決められず。ネットを揺らしたのは前半39分だった。右サイドバックでスタートした中島依美がボランチにポジションを変えて、左サイドを駆け上がりクロスを入れる。それを岩渕が決めて先制。しかし、喜びもつかの間。岩清水梓がPKを与えてしまい、すぐに同点に追いつかれ、嫌な流れになりかけたが、アディショナルタイムにベテランの大野忍が見事なゴールを決めて払拭。前半をリードして終えた。

後半は中島を1つ上げて、攻撃に人数を増やし、チャンスを作るが追加点とはならず。なかなか「楽しめる」展開とならなかったため、しびれを切らした佐々木則夫監督は、横山久美、大儀見優季を同時に交代出場させる。疲れてきたベトナムDFに対して、フレッシュな2人がすぐに結果を出した。

80分に大儀見からのボールを川澄奈穂美がヘディングで決めてようやく3点目。集中力が切れたベトナム相手に最後まで手を抜かない姿勢を見せたなでしこジャパン。その後、中島依美、横山久美、大儀見優季と立て続けに3点を決めて、6-0。今大会ようやく初勝利を挙げたが、4大会連続で出場してきたオリンピックの出場権は獲得できず。

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先制ゴールと大野忍のアシストを決めた岩渕真奈
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複数のポジションをこなし、停滞気味の試合を動かした中島依美
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多くの実績を残してきた佐々木則夫監督も結果を出せず、最後の大会となりそうだ
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