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トップマッチレポート>AFCアジアカップ2011カタール 予選 日本代表-バーレーン代表 対談レポート(4)

Match Report マッチレポート


2010/3/4

AFCアジアカップ2011カタール 予選
日本代表-バーレーン代表 対談レポート

菊地芳樹(本誌)、清水英斗(本誌) 構成

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名将マチャラ、今日も語らず。

清水 さて。バーレーン戦は、2009年5月31日ベルギー戦以来となるチケット完売。今までは当たり前のように思ってたけど、スタジアムが満員になるっていいものですね。

菊地 やはり、海外組が出場したのが大きかったんだろうか。

清水 前回に満員を記録したベルギー戦のときも、海外組がいた試合でしたからね。あのときも中村俊輔、長谷部誠、本田圭佑の3人が出場。お客さんを呼べる選手であることは間違いない。

菊地 豊田スタジアムは、屋根がふさがっていたおかげで暖かかったね。前にここで試合をしたとき(2008年5月24日コートジボワール戦)は、雨に降られたのに屋根が締まらなくて、大変だったけど。

清水 ここはスタンドの傾斜があって、すごく見やすいですね。ヨーロッパのサッカー専用スタジアムのように、音の反響がいいからライブ感がある。02年日韓ワールドカップで使われなかったのが残念。

菊地 試合の結果だけど、今の日本の実力だと、バーレーンと1点差っていうのが相場だったわけじゃない? それが今日は、最後にダメ押しで2点目を入れた。2点目はおまけだったとしても、これが入ると入らないでは印象がかなり違うと思うんだよ。これが日本代表としての最低レベルというか。

清水 そうですね。2点差を付けたこともそうだし、全体的に今までのバーレーン戦より日本が押してましたね。ただ、前半20分くらいまでに食らっていたバーレーンのカウンターで失点していたら……。あそこをしのいで、パスの回しどころを作れたので展開は変わったけど。

菊地 バーレーンも消化試合ではあるし、緊迫感という意味では今までの試合とは違った感じだった。海外組を呼べなかったらしいし。そんなことを記者会見でしゃべって、マチャラ監督は去って行った。

清水 あるジャーナリストの質問で、「これでバーレーンは日本と戦うこともしばらくないわけだし、そろそろ教えてくださいよ。日本に対してあなたが立てている戦術を」みたいなことを聞いてたんですけど、マチャラはサラッとかわしましたね。

菊地 マチャラは長いよね。バーレーン。彼としては珍しいね。骨を埋める覚悟なのかな。どういうことなんだろう。

清水 66歳ですからね。そろそろ落ち着きたいのでは。

菊地 今までは、マチャラと会うとき、彼はだいたい違うチームを指揮していたからね。中東諸国を生き抜く名将というか。

清水 バーレーンって、他の中東諸国とはちょっと違う感じですよね。プレーオフでは、ニュージーランドに負けてワールドカップ初出場を逃したのに、にも関わらず、中東の国がそのままマチャラに続投させる判断をするのは、かなり珍しいケースなんじゃないかと。

菊地 相当、珍しいケースだよね。しかも2大会連続でしょ。それでまだやってるっていうのはね。サプライズ以外の何物でもないよ。

清水 今後のアジアは、経済を中心に鼻息の荒い中国と、中東の常識国であるバーレーンなど、いろいろ勢力図が変わってくるかもしれませんね。中国に関していえば、今回の3月3日のAマッチデー、ポルトガルと対戦してるんですよ。中国もアジアカップ予選があったのに、それを延期させて。ワールドカップに出場する日本ができなかった調整を、出場しない中国がやってのける……。全く納得できない。もう、日本は別のサッカー連盟を作るしかないんですかね。

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