3月3日(水)/19:00キックオフ/愛知県・豊田スタジアム/観客38042人/試合時間90分 |
| 日本代表 |
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バーレーン代表 |
岡崎(前半36分)
本田(後半47分) |
得点者 |
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| お互いにアジアカップ出場を決めている中で、本来ならば消化試合となるはずの今日の一戦。しかし、南アワールドカップに向けてチーム強化を目指す日本は、「言い訳なしで勝て」と岡田監督の指令を受けて臨んだ。これまでに何度も戦って、そのたびに1点差ゲームで勝ったり負けたりしていたバーレーンだったが、前半36分に松井のクロスから岡崎がヘディングを決めて先制。さらに終了間際に内田のクロスから本田が頭で押し込み、2点差をつけて勝利した。 |
菊地 前半、バーレーンが長友佑都の近くに来てヘディングで競り合ったり、中盤とFWの選手が日本のパス回しにプレッシャーをかけたりして、うまく守備をしていたよね。
清水 バーレーンのスタートポジションは4-2-3-1なんですけど、必ずボランチの1人が遠藤保仁、長谷部誠のところにプレッシャーをかけに行くんですよね。そこが第一防波堤のようになっていて、そこで奪えたら素早く対岸のサイドバックの裏を狙ってショートカウンター。前半序盤は、この形にやられていました。
菊地 そうだったね。
清水 バーレーンはそこが突破されても、4バックは焦って中盤に飛び出さずに、ポジションを保つ。そしてここで第二防波堤。バーレーンの守備はこんな感じでしたね。
菊地 それでも、やっぱりバーレーンも疲れてきたのか、徐々に日本は余裕を持ってボールをキープできるようになった。
清水 岡田武史監督もいってましたけど、本田圭佑のボールを受ける位置が途中から修正されたと。最初はFWの岡崎慎司を追い越すような動きや、サイド裏へ飛び出すような動きが多かったけど、バーレーンの守備陣を考えれば、逆に本田が防波堤と防波堤の間にポジションを取って縦パスを引き出したほうが、起点を作りやすい。
菊地 なるほど。遠藤や長谷部を経由することにこだわらずに、4バックから直接本田に当てて、それを遠藤と長谷部が前向きに拾ってから、サイドに展開する。それができればいいパス回しができていたんだろうと。それはいえるね。
清水 中村憲剛が入ったときは普通にできていることだけど、選手が変われば、そういうことも意識してやらなきゃいけないんでしょうね。前半途中からはうまくいくようになったけど、欲をいえば、20分もかからずに修正できていれば……。欲をいえばですけど。
菊地 松井大輔はさ、ウイング的な役割を果たして、長友とのコンビでサイドを崩すような場面があったね。
清水 面白かったですね。スピード派の玉田圭司と、テクニック派の松井大輔。同じドリブラーでもどっちを使うか、対戦相手に合わせても面白い。オプションが広がってくる。それにしても、俊輔はまだまだ本調子とはいい難いですね。
菊地 そうだねえ。試合勘がないなのか、試合に出てなくて乳酸がたまりやすくなってるのか。まあ、ちょっとパッとしなかったね。
清水 つまらないミスで評価を下げているのがもったいない。目立つ、がっかりするようなミスをするせいで、スーパープレーの価値がかき消されてしまう。岡崎へのキラーパスとか、スライスレーザークロスとか、あれは俊輔ならではの武器。そこまで消えるのはもったいない。
菊地 誰の目にも明らかなミスが多いからねえ。弁解の余地はないよね。
清水 すごく面白かったのが長友なんですよ。3回くらいうまくドリブルで抜けちゃったんですけど、でも……別に何かしたわけじゃない(笑)。バーレーンのDFが勝手に突っ込んで来るから、長友は抜けちゃうんです。タイミングがぴったり合ってる。これが俊輔になると、フェイントをかけようとするところでDFが飛び込んでくるから、逆に俊輔のタイミングがおかしくなって突っつかれるような。中東の独特な軽さというか。
菊地 ああ、守備が軽いから、フェイントなしで普通に抜けちゃうんだ。つまりアジアレベルだと足ワザが必要なくなっちゃうんだね。駆け引きの前の段階で、飛び込んで来たから、かわせばいいっていうレベルに収まっちゃってるわけだ。
清水 以前に玉田をインタビューしたときも、「中東のDFは飛び込んで来るからかわしやすい」っていってましたからね。スラローム派には絶好のエサなんでしょう。抜かれた瞬間にファウルに来るから、FKも獲得しやすい。ただ、俊輔からすると逆に感覚が合わないんじゃないかと。
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