| 会場にもチームにも“色”が見え始めたFリーグ2年目 |
菊地 Fリーグ2年目が始まったわけですが。最寄り駅から代々木第一体育館までの道のりが暑くて、暑くて……。石畳のところで発火するんじゃないかと思ったぐらい(笑)。体育館の中は冷房が効いてて快適だったね。
北 そこが体育館スポーツの良さですよ。真夏でも快適に観戦できる。FリーグはそこをもっとPRしてもいいのでは。
椎葉 関東リーグでは真夏でも冷房が入ってないこともありましたよね。
菊地 しかも、1日に4試合、5試合が行われるから、最後のほうなんて意識朦朧(もうろう)としながら見ていた記憶がある(笑)。今回はケータリングカーが充実していたり、リーグスポンサーのアシックスがシューズの試し履きコーナーを設けていたりしていて、ちょっと賑やかな感じだった。だけど、観客数的には落ち着いちゃった感じがあるね。
北 確かに。咋年の開幕節1日目の観客数は7068人だったので、今年は3750人。約半分ですか。
椎葉 1日目より、2日目のほうが観客数は伸びましたね。
菊地 2日目は関東のチームの浦安、町田があったからじゃないかな。
北 お客さんもどのカードが面白くなりそうかというのをシビアに判断しているということでしょう。
椎葉 1年目と比べて変わったなと感じたところは?
北 どのチームにもサポーターがいたことかな。1年前は、サポーターがいないチームがあったりしたんですよ。人数の大小やグループとしてどれだけまとまりがあるかは差があると思うんですけど、どこのチームにもサポーターがついていた。
菊地 花巻なんかすごく、オリジナリティのある応援だったね。
北 「オブラディオブラダ」のメロディーの応援歌があったりして、高校サッカー的というか、かなり独特な感じでいい味を出していた。大分と花巻の試合なんかは、正直レベル的には高くなかった。もしかしたら関東リーグのほうが上かもしれないぐらい。だけど、それぞれのクラブのサポーターは結構盛り上がっていたでしょ。「地元のチームを応援する」という楽しみ方があるからだと思う。
菊地 メディアや関係者が「盛り上がってない」とか悲観的に見ていたけど、ファンのほうがうまく楽しめていたような気がする。「ダメだ、ダメだ」っていうより、ここからどうやって楽しめるんだろうと考えたほうがいいよね。
北 日本フットサルはかなり右肩上がりで成長していて、そのピークがFリーグ開幕だったと思うんです。フットサルに関わる人はそこで人気がドンと上がるような青写真を描いていたと思うんだけど、実際には横ばい状態。その分、開幕戦の人数が落ち込むと後退感を感じるのかもしれない。
椎葉 僕なんかもFリーグが開幕するときは、Jリーグの開幕と照らし合わせて、爆発的ブームになったりするのかな……なんて思っていましたけどね。
北 まだまだ土台となるものがしっかりしていない状態で、トップリーグだけが突出するかというとそれは難しい。まだまだ始まったばかりだから、暖かい目で見ることも大事ですよね。
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