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トップマッチレポート>ワールドカップ アジア3次予選 日本-バーレーン 対談レポート[4]

Match Report マッチレポート
2008/6/23

2010 FIFAワールドカップ南アフリカ アジア3次予選

小池正人(本誌)、菊地芳樹(本誌)、北健一郎(本誌)、清水英斗(本誌) 構成

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STRIKER DX名物 対談レポート
11年ぶりのヒリヒリする「最終予選」を味わおうじゃないか

北  6月の4試合で印象的だったのは俊輔の体を張ったプレー。今日もガーッと戻ってDFラインに入ってインターセプトしたり。

菊地 それこそが岡田監督の真骨頂だと思うんだよね。メンタルマネージメントはさすが、というところがある。

北  なんか高校サッカーの監督的なノリですよね。

小池 ヨーロッパの試合を見てると、リーグ戦とかでもどの試合も決勝戦みたいな感じじゃない? それがJリーグでできていない。プレミアシップでもチャンピオンズリーグでもそうだけど、一試合一試合が壮絶で、ものすごいじゃん? ああいう雰囲気にならないもんね、Jリーグは。

清水 岡田監督は、「勝利への執着心が感じられた」っていってたじゃないですか。しかも、それが監督にいわれたから、もしくはチームのみんながそうしてるからやるんじゃなくて、自分たちで自主的に勝利のために戦うようになってきたと。これはキーワードだと思うんですよ。Jリーグにはまだ、アリバイ的な執着心というか、いわれたから戦っている、というような受け身的な気持ちが残っている気がする。日本代表がそれを変える方向に向かっているとすると、これはすごいことなのかもしれない。

菊地 プロフェッショナルの基準がそっちにあるんだよね。本場のサッカーは。それにプラスしてうまさとかがあるんだけど、日本の場合はうまさが先。そして技術的に見えてこない部分は二の次になってしまうところがある。

清水 そういう状況を踏まえての、「うまくてスマートな選手たちが泥臭くゴールを取ってくれてうれしかった」という岡田監督の会見コメントだったんでしょうね。

北  最近は「ファイトする」という言葉がよく使われますよ。今までは「フラット3」や「人もボールも動くサッカー」や「接近・連続・展開」が標語になってたけど、そのうち「とにかくファイト!」とかになっちゃうんじゃないかな(笑)。

清水 テクニックびいきか、それとも気持ちびいきか。両極端の往復って感じですね……。最終予選はやっぱり気持ちに比重を置かざるをえないでしょうけど。

菊地 今回のオマーンやバーレーンもそうだけど、アウェーで戦うのがかなりきつくなってきてるよね。

清水 バーレーンのマチャラ監督は「日本の芝がすごくきれい」ということをいってたけど、日本は芝がよすぎるんですよね。だからアウェーのピッチにいったとき、ボールが転がらないとか、うまくいかない苦労を余計に味わうことになる。

菊地 だからって、日本の芝を悪くしたほうがいいかというと……。これが難しい話で。

清水 ワールドカップ南米予選で、アルゼンチンやらパラグアイやらブラジルといった強国が、ボリビアとかの高地のアウェー戦で苦戦を強いられているわけじゃないですか。あのブラジルが今、5位ですからね。日本もこれからそういうのを味わうわけですよ。

北  最終予選になったら、もっと切羽つまった状況になってくるだろうし。楽しみですよね。

菊地 2002年は予選がなかったし、ジーコのときは何だかワケがわからないうちに勝っちゃったしねえ。

清水 解任、解任って騒いでるうちにドサクサにまぎれて突破しちゃった、って感じでしたね。予選の楽しさを味わわずに終わってしまった感じ。

小池 今回、やっぱりオレは韓国戦が見たい。

菊地 あ~日韓戦ね。たしかに最近は、シビれる日韓戦がないからねえ。

小池 久々に、血わき肉躍る最終予選になりそうだよ。97年以来だねえ。

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