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北 今日は、前線の4人が全員左利きだったんですよね。
菊地 珍しい組み合わせだよね。それが何か効果を生むかと思ったんだけど……生まなかったね(笑)。これがフットサルだと、ものすごい変化が生まれるんだよ。敵のフィールドプレーヤー4人が全員左利きだったりするとさ。
小池 ほうほう。
菊地 守る側はいつもと同じ立ち位置だと、縦パスを簡単に入れられちゃったりさ。そういうのが出るはずなんだけど。
清水 流動的にポジションを変えているから、ボディーアングルの違いが出にくいのかも。あとはフットサルほどゲームスピードが速くないですしね。対応する時間がある。
小池 あとはFKか。最初は本田圭佑が蹴って、次は俊輔、最後が遠藤だった。順番だったのかな。
菊地 やっぱり、その中では遠藤があのボールの特質をつかんでましたね。バーに当たったFK。惜しかったな。
北 今のボールは何ていうヤツなんですか?
小池 チームガイストⅡ。ユーロで使っているユーロパスと一緒。プリントが違うだけ。
菊地 グリップはしやすいといわれていて、こするように蹴る分にはいいみたい。これは小池さんがずっといっていますよね。だけど、インパクトでの反発はかなりよくて、インパクトで押すように蹴るのには向いていないのでは。ボールを押し込む前に反発してボールが飛んでいってしまう感じなんじゃないだろうか。まあ、選手個人の“打感”みたいなものもあるから断言はできないけど、でもブレて落ちる球が出にくいのは確かだね。ユーロを見ていてもそうだし。
小池 本田圭も、U-23のカメルーン戦でも無回転系は蹴ったんだけど、あんまり変化しなかったんだよね。
北 アディダスのほうでボールを調整しているんですかね?
菊地 あまりにもブレすぎるってことでか。そうなると逆にナイキのほうは、もっとブレるボールを作ってきたりするのかなあ。
北 ブレダマン受難の時代に突入したってことかな。で、今まで俊輔の反対サイドの左サイドには、仕掛けられる選手が多く使われていた。だけど今回は、中盤は全員パッサータイプ。そういう方向にシフトしたのか、今回は本田圭を使いたかっただけなのかわからないけど。
菊地 この6月シリーズは俊輔とみんなが合わせるためにあったって感じがするね。本田圭も海外組だからさ、今後なかなか日本に来られないから、ここで合わせておかないと、っていうところがあるんじゃないかなあ。いわばこの1カ月は、「中村俊輔を囲む会」っていう感じだったんじゃないの?(笑)
北 しかし、中村俊はこの1カ月でどれだけしゃべりましたかね? 練習後に試合後にものすごい囲まれていて。あんなにしゃべることがあるのかっていうぐらい。
菊地 すごかったねえ。おびただしいほどのケガについての情報も(笑)。
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