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トップマッチレポート>東アジア選手権 日本-韓国 対談レポート[2]
Match Report マッチレポート
2008/2/24

東アジアサッカー選手権2008 決勝大会

吉崎エイジーニョ(フリーライター)、北健一郎(本誌) 構成
日本、韓国、中国、北朝鮮の4カ国総当りで行われる東アジア選手権。岡田ジャパンは、4年前のアジアカップの舞台でもある中国・重慶でどんなサッカーを見せるのか? 優勝をかけての日韓戦から見えてきた日本の課題と、お隣・韓国の事情をフリーライター・吉崎エイジーニョさんに語ってもらいます。

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日本も韓国も「自分たちのサッカー」を模索中

北  日本戦で、韓国は大会で初めて3-5-2システムにしましたけど、これは日本対策だったんですか?

吉崎 トップ下の20番、オ・ジャンウンは本来ボランチの選手。彼には「中村憲剛を抑えろ」という役割があったみたい。こういうトップ下に守備力のある選手を使うというのは、ヒディンク監督が持ち込んだものなんだよ。

北  そうなんですか。

吉崎 今では信じられないんだけど、当時のパク・チソンは運動量があるボランチで、「攻撃力が課題」といわれていた。そんな彼を、ヒディンクは3トップの右で使った。これは得点力を見込んでのものよりも、相手の左の攻撃の起点を抑えるという役割があった。

北  韓国って3トップのイメージが強いですけど、昔からなんですか?

吉崎 ヒディンク以前の韓国サッカーは、3-5-2の固定化されたもので役割も分担化されていた。2ストッパー+リベロの3バック。サイドアタッカーはガンガン上がって、ボランチはカバーする。2トップは、パワー系とスピード系の組み合わせという。それをヒディンクは壊したワケ。これで韓国選手のプレーの幅は広がったよね。

北  なるほど。

吉崎 韓国は3バックが主流だったんだけど、アドフォカート前監督になって4バックをやり始めた。結果的に06年ワールドカップではダメだったんだけど、Kリーグでは4バックのチームが爆発的に増えて、4バックが根付き始めた。だけど、今大会では3バックでやったでしょう?

北  韓国の選手には、3バックのほうが合っているということもあったんじゃないですか?

吉崎 もちろん慣れ親しんだものだし、やりやすさはあるはず。だけど、韓国の3バックは明らかに時代に逆行したもの。韓国はこの大会のメンバーを2・5軍ぐらいで、完全にテストとして位置付けていたから、それだったら4バックにチャレンジしてみてもよかったんじゃないかなと思うんだけど。

北  日本も韓国も「自分たちのサッカー」を模索中ということなんでしょうね。

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