| 日本、韓国、中国、北朝鮮の4カ国総当りで行われる東アジア選手権。岡田ジャパンは、4年前のアジアカップの舞台でもある中国・重慶でどんなサッカーを見せるのか? 優勝をかけての日韓戦から見えてきた日本の課題と、お隣・韓国の事情をフリーライター・吉崎エイジーニョさんに語ってもらいます。 |
2月23日(土)/19:15キックオフ/重慶市オリンピックスポーツセンター/観客29000人/試合時間90分
日本 1(0-1、1-0)1 韓国 |

日本のフォーメーションは4-5-1。GKに①川口能活、DFは右から25内田篤人、22中澤佑ニ、②今野泰幸、21加地亮、中盤は⑬鈴木啓太、⑭中村憲剛のダブルボランチに、2列目では⑩山瀬功治、⑦遠藤保仁、24橋本英郎。FWは⑫田代有三の1トップ。
優勝のためには「勝利」が条件の日本だったが、韓国に先制される苦しい展開。後半、⑩山瀬の2試合連続ゴールで同点に追いつき、最後は⑳矢野貴章を投入してパワープレーに出るも追いつけず。東アジア選手権は、優勝が韓国、2位日本、3位中国、4位北朝鮮という結果になった。 |

北 優勝のかかった試合で、しかも日韓戦だったわけじゃないですか? 日本と韓国は「永遠のライバル」といわれていますけど、韓国には今でも「日本にだけは負けられない」っていう気持ちはあるんでしょうか。
吉崎 ホ・ジョンム監督は「日韓戦に対するプレッシャーは選手個々人が知っていることだと思う。だから明日の試合では、私はプレッシャーから選手を解放したい」と話していたけど、北朝鮮や中国とやるときよりも明らかにプレッシャーは感じていたみたい。
北 なるほど。逆に日本はこの大会3試合を通じてなんですが、「普通」なんですよね。一応タイトルがかかっているのに、普通に戦ってしまう。韓国相手には、もっとガツガツと気持ちを出してほしかったなあ。
吉崎 世界に目を向けるというのはいいんだけど、アジアという場所でどうやるかも重要なことであって。近くにライバルがいることは、サッカーにとっての財産。ブラジルとアルゼンチンもそうだし、フランスとイタリアもそうだし。日本にとっては、今はそれが中国に向かっていってる感じがする。
北 中国の「反日」に対して、日本にも「反中」の感情が芽生えている。餃子問題とか、日本での中国へのイメージもよくないですし。でも、日韓戦が昔ほどのライバル対決になっていないのは、それはそれで寂しかったり。
吉崎 僕は政治の問題を、スタジアムに持ち込むのは全然アリだと思う。そしてそれをサッカーで解決する。お互いに煽りあって、決着はピッチでつけましょう、というのがいちばんいい。「反中」だけでなく「反韓」もあっていい。
北 最近は「韓流スター」も出てきて、日本と韓国が仲良くなって、ライバルっていう感じがなくなってきていますもんね。
吉崎 だから、日本と韓国はもっともっと仲悪くなったほうがいいんですよ(笑)。サッカー的には。
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