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トップマッチレポート>キリンカップ 日本-ボスニア・ヘルツェゴビナ 対談レポート[1]
Match Report マッチレポート
2008/2/2

キリンチャレンジカップ2008

小池正人(本誌)、菊地芳樹(本誌)、北健一郎(本誌)、清水英斗(本誌) 構成

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1月30日(水)/19:20キックオフ/東京都・国立競技場/観客26971人/試合時間90分
日本 3(0-0、3-0)0 ボスニア・ヘルツェゴビナ

得点者
(日)山瀬2、中澤
ゲームのあらすじ
立ち上がりから日本は圧倒的にボールを支配。フィニッシュの回数に物足りなさはあったものの、チリ戦では機能しなかったパスワークがさえわたる。さらに後半に入ると、⑫巻誠一郎の負傷交代によって出番を得た⑩山瀬功治が大爆発。⑩山瀬の2得点1アシストの活躍により、日本は3-0の快勝を収めた。

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ノスタルジックな試合

菊地 今日の観客はどれだけ入ったの?

清水 2万6971人ですね。

菊地 やっぱり少ないね。今日思ったのは、ヤジとか選手の声がよく聞こえたこと。代表戦でこういうのは珍しい。

清水 全日本ユースみたいな雰囲気でしたね。

菊地 そうそう。ボスニアのCKのときさ、日本側のゴール裏のコールリーダーが「ヨシカツ!」って間違えて叫んじゃってさ。笑いが起きてたよ(笑)。今日のGKは楢崎正剛だったのに。

北  こういう雰囲気もよかったですよ。

小池 本当にサッカー好きな人が集まった感じだったね。ハンドボールのほうに注目が集まる中でさ。

北  僕はスタジアムで試合を見ていて、ワンセグが欲しくなりましたね。パスが4本5本と多くつながると、1本目2本目を誰がつないだか忘れていくんですよ。ワンセグがあればリプレーが見れますからね。

清水 たしかに。日本は人が流動的に動いてるし、マークについていた敵の番号とか、すべてをメモするのは厳しいものがありますね。記者泣かせなサッカーですよ(笑)。

菊地 あのパスの回し方だけどね、俺は好きだな。こういっちゃ何だけど、どうせゴールはそんなに期待できないんだから、チャンス作りの部分で面白いプレーを見せてほしい。

北  今日は遠藤保仁と中村憲剛を中盤の左と右に置いて、鈴木啓太をアンカーに置く形。この形はパスがよく回りましたね。

菊地 チリ戦では遠藤がトップ下だったから、四方八方からチェックを受けたわけじゃない? だから今日は遠藤のポジションが変わったおかげで、うまくボールが入って落ち着いた。

清水 このフォーメーションなんですけど、フランスワールドカップ最終予選の日本の布陣にそっくりですよね。中盤はダイヤモンドで、左と右は技巧派。名波浩が遠藤になり、中田英寿が中村憲剛になった。そしてアンカーはバランサータイプの山口素弘が、やはりバランサータイプの鈴木啓太に変わり、トップ下は運動性の高い北澤豪が大久保嘉人になっている。選手の特徴が似てますよね。実はすごく日本に合っているシステムなのかも。

菊地 岡田さんは、ゴールを狙いにいく選手を3人前に置きたいんじゃないかと思う。ツートップの下にシャドーを置くとか。

小池 大久保はさ、前半29分に飛び出してゴールを狙うシーンがあったけど、それまでは後ろに戻ってきてボール回しに参加するのが目的になっていた。そういう役割なら大久保じゃなくてもいいかなって。彼はどうも蹴り物がうまくない感じ。チリ戦でもシュートを外していたように。

北  今日の相手が弱かったのもあるけど、別に大久保が引いて受けなくても十分ビルドアップできましたよね。逆に敵DFが戻る前に、もっと早く大久保が前線に絡んでくれればというシーンが多かった。

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