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Match Report マッチレポート
2008/1/28

キリンチャレンジカップ2008

小池正人(本誌)、菊地芳樹(本誌)、北健一郎(本誌) 構成

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STRIKER DX名物 対談レポート
巻、“ファウルゲッター”襲名!?

菊地 他に気になったところはありますか?

小池 プレーでいえばFWの巻誠一郎だね。その試合での最初のボールタッチがおぼつかないとああなっちゃうことがよくある。8分のチャンスでもファーストタッチがうまくいかなくてブロックされてしまった。これは大久保にもいえることなんだけど。

菊地 巻は一生懸命やっているのはわかるし、何となくチームに必要で、利いてるというのもわかるんだけど、それ以上でもそれ以下でもないという状況がずっと続いている。ちょっと飽きられているんじゃないかな。

北  FWだけど「つぶれる」のが仕事っていう感じですもんね。

菊地 そう。鈴木隆行に近づいていってる。後ろから追いかけてくる相手の足元に、自分から足を入れて引っかけられたり。ファウルのもらい方もそれっぽくなってきたし。

北  前方にスペースがあってドリブルしているときも、突っかけていくというよりは、後ろから引っかけられるのを待っているようにも見える(笑)。

菊地 ちょっとスピードを落としているフシもあるから(笑)。

北  仕掛けどころでスピードアップじゃなく、スピードダウンするっていう。

小池 1対1で前を向いてボールを持ったときでも、何とか1人かわしてシュートに持っていこうというのが全然なかった。FWなのに。“つぶれベース”なんだもん。

北  高原と巻の2トップって、巻がつぶれて、高原が決めるという役割で成り立っているわけじゃないですか。そこで高原が今日みたいにダメだと、巻がつぶれるだけになっちゃって、得点力が全然なくなっちゃう。

菊地 本来なら最後のペナルティーエリア内でつぶれるのが理想なんだけど、だんだん決着する場所がゴールから遠くなってきているんだよね。

北  クサビをトラップしたところで、まずつぶれるというシーンがよくありましたね。

菊地 鈴木隆行ぐらいになると、クサビをもらいにいくダッシュのところでつぶれていたから(笑)。巻もそろそろ鈴木の後を継いで、“ファウルゲッター”になっていくのかな……。
  まあ、チームとしても個人としても「まだ始まったばっかりだから」って選手たちもいいたいんだろうけど、こういう試合の手前なかなかいえない面もあるのかもしれないけど。

小池 2月6日に戦うタイは、93年のワールドカップアジア1次予選でも初戦で当たった相手。あのときは、みんなガチガチでさ、福田正博(現浦和コーチ)なんてどうしたのっていうぐらい。カズのゴールで何とか勝ったんだけど、苦しい試合だったね。
  神戸ユニバー記念競技場だったんだけど、思い起こせばゴール裏のハンマー投げだかなんかのネットも片付けられていなかったわけ。今じゃ考えられないよね(笑)。

北  タイ戦の行われる埼玉スタジアムは、ジーコジャパン時代にアジアのチームを相手に散々苦戦した記憶がある。何だかそういう試合になりそうだなと予感させる試合でした。まあ、とりあえずは30日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦に期待しましょう。

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