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トップマッチレポート>キリンカップ 日本-チリ 対談レポート[1]
Match Report マッチレポート
2008/1/28

キリンチャレンジカップ2008

小池正人(本誌)、菊地芳樹(本誌)、北健一郎(本誌) 構成

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1月26日(土)/19:14キックオフ/東京都・国立競技場/観客37261人/試合時間90分
日本 0(0-0、0-0)0 チリ

得点者
 
ゲームのあらすじ
岡田武史監督の体制になって1試合目のチリ戦。キックオフから積極的にプレスをかけてくるチリに対して、日本はなかなかボールをキープできない。後半、日本は不調だった⑳高原直泰に代えて、⑯大久保嘉人を投入。キレのある動きから⑯大久保は何度も決定機に絡んだがゴールを決めることはできず。岡田ジャパンの初陣はスコアレスドローに終わった。

STRIKER DX名物 対談レポート
チリ“B代表”とスコアレス発進

北  日本代表の2008年初戦のチリ戦は0-0のスコアレスドローでした。オシム監督から岡田武史監督に交代して最初のゲームでもあったわけですが。まず驚いたのが右サイドバックに内田篤人をスタメンに使ったこと。

菊地 そうだったね。

北  不思議な共通点なんですが、岡田監督が1回目の代表監督をしていた98年4月1日の日韓戦でも、当時17歳だった市川大祐を右サイドバックに大抜擢(ばってき)したんですよね。しかも背番号も同じ25番で、2人とも静岡県出身……。
  まあ、内田はオリンピック代表でもレギュラーですし、鹿島でも主力になっているので、19歳とはいえかなり経験豊富。その点は市川とは大きく違うんですが。
  それ以外のメンバーはオシムジャパンの中村俊輔がいないバージョンという感じで、大きな変更点はなかった。

小池 まあ、時期も時期だからね。10日後には“本番”があるんだし(2月6日にワールドカップアジア3次予選の初戦タイ戦が行われる)。そういうタイミングで大きくは変えないでしょう。

菊地 とりあえずはオシムジャパンのメンバーをベースにしていこう、ということなんだろうね。

小池 ワールドカップが終わって、4年後に向けてというわけじゃないから。それにしても、今日のチリはB代表みたいな位置づけのチームなのかね?

北  主力級の中堅選手はほとんどいなくて、若手選手が中心だったみたいですね。

小池 チリの記者が会見で「ワールドカップ予選に使えそうなメンバーはいましたか?」って質問していたぐらいだったから、主力選手はほとんどいなかったんだろうね。攻撃に関しては何もなかったね。

北  逆に僕は全然期待していなかった分、割と強いなと思いましたけど。キリンカップであんなにテンションの高いチームって僕は初めて見たかも。

小池 確かにチリの選手はシーズン中だからということもあって、体は動いていた。岡田監督は「(チリが)90分プレスをかけてくれて、そういう意味で得るものはあった」とコメントしていたけど。

菊地 そういえばチリの監督ってビエルサだったんだね。すごく懐かしかったな。2002年の日韓ワールドカップでアルゼンチンの監督をやっていたんだけど。

小池 グループリーグで落ちちゃってね。イングランド、スウェーデン、ナイジェリアの「死のグループ」に組み込まれて。

菊地 02年のときのビエルサは、ベンチの前のテクニカルエリアを右に左に行ったりきたりしていたんだけど、今日はほとんど1カ所に立ちっ放しだった。年取ったのかなあって(笑)。

北  でも、そのときとサッカーは変わっていない。あのときのアルゼンチンも3-4-3で、サイドにスピードのある選手がいるウイングスタイル。特に左サイドのウイングが速かった。ジャン・ボセジュール。

小池 名前と見た目からすると、元々フランス植民地系のアフリカ人で、チリに帰化ってところかな。

北  複雑ですね(笑)。確かに名前はフランスっぽいですね。

菊地 全体的には、適正なスピードでプレーできなかったように思った。チリがプレスを前からどんどんかけてきたことで、日本もそのペースにお付き合いしちゃったというか。コンディションが良ければあのスピードでもいいのかもしれないけど、もうちょっとゆっくりやればいいのにって思った。

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