2日目 第1試合
第16節
1月13日(土)/13:00キックオフ/東京都・国立代々木競技場第一体育館/観客2495人/試合時間40分
バサジィ大分 8(2-2、6-2)4 ステラミーゴいわて花巻 |
| (大)仁部屋2、マルシオ2、オウンゴール、江口、白方、神志那 (花)水上2、奥池、山谷 |

カウンターで相手を脅かし、セットプレーを中心にゴールを奪った花巻。しかし、後半に大分は⑨松田マルシオを中心に得点を重ね、花巻のパワープレーにも屈せず、点差を広げる試合とした。 |
北 意外と面白かったなというのが、正直な感想なんですよ。
菊地 そうそう。点も一杯入ったし、お互いのいいところが出たというか。つまり、かみ合わせのいいゲームだった。
北 確かに。
菊地 花巻はマルコ ブルーノ監督が「シーズン出だしのよかったころと同等の戦いができた」と言っていた。前半は引いて守ってカウンターという、かつてのコンセプトがハッキリ出ていて、ボールを奪ったときの前に出ていく選手の反応が素晴らしかった。
北 6試合ぶりのゴールも、ビニシウスのロングパスから奥池和行のダイレクトボレーという、すごくいい形で決まって。そのままの流れのいくのかなと思いましたけど。一方で大分の境大輔監督は、「チームに地力がついてきた」と言っていましたよね。今日は両チームがっぷりよつに組んだ戦いだったですけど、それで大分がこの点差で勝ったというのは、大分が花巻をかなり上回っているんだなという。
菊地 確かにそういう面はあったね。大分は松田マルシオという、決定力のある選手がいるのが大きいと思う。チームとしては拙攻も目立っていたけど、やはり彼のところにボールが入るとチャンスになる。相手にはかなりのプレッシャーがかかっていると思うよ。そういうのが1試合を通して考えると、効いてくるはずなんだ。
北 それに2点目のドリブルシュートを決めた仁部屋和弘。神戸とまではいいませんが(笑)、個人で打開できる力のある選手がいるという。
菊地 リーチがあって、面白い選手だよね。
北 花巻は水上玄太がもう少し活躍をするのかなと思いましたが、松田マルシオほどのタメはできなかったり……。
菊地 カウンターでいい形で攻めていたんだけど、行き当たりばったり感が強いというかね。味方がどこにボールが出てくるのか分からないまま走っていて、最後のところでプレーの精度が欠けてしまう印象を受けた。
北 それでも混乱期からは脱した感じはありますね。
菊地 それは、そうだね。
北 花巻の得点は、ほとんどが山谷紘大絡みのセットプレーでした。彼がドカンと蹴り続けたのが実ったり、蹴ると見せてパスというのだったり。
菊地 ことあるごとに、ワンポイントキッカーみたいな感じで出てくるんだけど、それが実ったということだね。キックインやCKなんて、前の壁が割れるのを期待して、それこそ愚直に蹴りこむわけじゃない? 決してオシャレじゃないけど、何十本かに1回、チャンスになるんだよね。で、大分のほうも同じことをやる(笑)。
北 かなり、大味でしたけど(笑)。
菊地 まあ、そういうのも一つの手なのかなぁ。
北 あとは、大分は江口学が、神戸のブルノのフェイントをやって、ボールを押さえられずに目の前の敵に渡してしまうプレーがありました(笑)。
菊地 いつかは出ると思いましたが(笑)。でも、これやってみないと感覚が分からないからね。
北 そうです。姿勢は買わないと。
菊地 やはり、あれかね? 大分は第二の神戸を目指してるのかね?
北 大分は北九州ラウンドから2勝1分。勝点30の目標に近づきそうなんですよ。
菊地 町田を抜きそうな勢いだよね。これも残り5節の見どころだね。何か新年になって、多くのチームがリフレッシュした感じに見えるよ。体のキレも戻っているように見えるし。
北 何か新学期始まった! みたいな。みんな髪の毛の色もちょっと違って(笑)。
菊地 だから、何気にサッカーもオフシーズンだし、今はフットサルを見るのにいいのではないかと。屋内だから寒くないしね。
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