1日目 第2試合
第16節
1月12日(土)/17:12キックオフ/東京都・国立代々木競技場第一体育館/観客3596人/試合時間40分
バルドラール浦安 3(1-1、2-0)1 湘南ベルマーレ |

出足のいい湘南が速い攻撃から⑳篠崎隆樹のゴールで先制し、後半も何度か決定機がありながら決められず。その展開を見極めた浦安は、自分たちのリズムになった終盤に、⑰稲葉洸太郎が2点を決めて突き放し、接戦をものにした。 |
北 応援がすごかったですね。
菊地 関東のチーム同士の対戦だからか、この試合でどんと人が入ってきたような気がした。実際、記録を見るとそうでもないんだけど。
北 今はサッカーがオフですから、湘南のほうは、サッカーのサポーターもたくさん来ていましたね。
菊地 湘南は浦安対策、引いて守ってカウンター狙いを貫いて、苦しめていたよね。
北 豊島明が、荻窪孝らスピードのある選手を裏へ走らせて、それでチャンスを作っていましたね。
菊地 ただ、湘南はいつもこれくらいやるというかね。後半の頭までの内容でいったら、Fリーグでもトップクラス。ところが、それ以降がいつも問題になる。浦安のほうは前半困ったね。湘南に先制された後、攻めても攻めても点が取れない。
北 稲葉洸太郎のドリブルがチャンスになったくらいだったかな。
菊地 それでも、今日は選手起用で逆転した感じだった。藤井健太と稲田祐介が出場停止だったところで、シト リベラ監督はすごくやりくりが大変だったんだろうけど、それだけに工夫がうかがえて面白かったね。
北 先発に、チームで4番目のピボの会田晃二が出てきましたよね。あれは驚きでした。高橋健介や中島孝といった、2番目、3番目のピボがファーストセットに単純に繰り上がる感じではなく、逆に彼らはセカンドセットで一緒に出てきた。
菊地 普段からよくコンビを組んでいる2人を、生かしたということなのかな。それで実際に高橋のアシストから中島の同点ゴールが生まれた。本当にそういう狙いがあったとしたら、すごい当たりだね。
北 それに逆転した後、小宮山祐介、平塚雅史、市原誉昭という守備的な選手を3人並べて、稲葉を前に置いてカウンターを狙っていた。そうしたら、3点目は速攻から稲葉がゴール。
菊地 あの守備的な選手を3枚入れるのは、今まであまり見なかった珍しい起用だったね。浦安って、監督の選手に対する評価がわかりやすいのが特徴なのかな。この選手はピボ、この選手はフィクソ、この選手はアラだけど守備的、この選手はアラだけど攻撃的という感じで使われているのが、ピッチにすごくよく出ている。だから、どんな選手が出てきて、どんなセットになっているかで、監督の狙いが見ている人にも分かる感じだよね。で、時間帯によっていろいろ策を講じていたり、ときに奇抜に感じる起用なんかもあって、それがこっちにも伝わる感じがあるから面白いんだと思う。
北 「今日は悪いなりにも勝てたゲーム」と、シト リベラ監督は言っていましたけど、かなりしてやったりの試合だったのではないですかね。記者会見でもじょう舌でしたし(笑)。
菊地 こういう40分トータルの戦いで勝利を得るスタイルは、序盤の連勝していたころの戦い方だった。昨年末にちょっと調子を落としたみたいだったけど、また戻ってきたのかな。
北 これで取りこぼしなく、首位の名古屋を追いかけるのかどうかに注目ですね。
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