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トップマッチレポート夏の5大会 マッチレポート>adidas CUP 2007 U-18準決勝 G大阪-千葉
Match Report マッチレポート

今年もやります! ジュニア、ジュニアユース、ユース 夏の5大会 マッチレポート

2007/8/4
adidas CUP 2007 第31回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会
準決勝 ガンバ大阪ユース-ジェフユナイテッド市原・千葉U-18
菊地芳樹(本誌) 取材・文

07年8月3日(金)/19:00キックオフ/神奈川県・三ツ沢球技場/観客1519人
ガンバ大阪ユース 4(2-0、2-2)2 ジェフユナイテッド市原・千葉U-18

得点者
(G)大塚、吉本3 (千)加藤、高橋克
ゲームのあらすじ
開始40秒に先制ゴールを挙げたG大阪は、34分にも追加点を決めて楽勝ムード。しかし、風下に立った後半6分に、千葉に1点を返されると押し込まれる展開に。前かがる千葉の裏をついて、うまく2点を追加できたものの、なかなか最後まで必死の千葉の勢いをいなすことができなかった。千葉は40分にCKから1点を返して粘りを見せたが、4失点は重かった。

少なくなかった風の影響も
地力を見せたG大阪

G大阪の開始早々の先制ゴールは、⑦大塚翔平が敵DFのパスミスをカットして、そのままドリブルでぶっちぎって決めたもの。34分の2点目も千葉のパス回しをカットしてからのショートカウンターで、中央⑩安田晃大→右⑦大塚→中央フリーの⑪吉本和平ときれいにパスが渡ってゴールが決まった。

2点のリードで余裕があったか、G大阪の各選手は、千葉が激しくチェックに来ても、各局面で全然慌てずに敵をいなしたり、パスを回したりしていた。また、守備面も緩むところがなかった。何かトップチームにも似たような、非常に落ち着いた雰囲気を見せていた。ところがそんなG大阪でも、後半は別展開となってしまう。

理由の1つは風だったようだ。今日は1試合目から、メインスタンドから見て、右から左にビュンビュンと強風が吹いていた。さすがにどのチームも大きく目測を誤るようなプレーはなく、そのあたりは準決勝まできたチームのレベルの高さなのだろう。だが、2試合とも、やはり風上に立ったチームがゲームを優勢に進められていた。

千葉の1点目は、左へのロングボールをG大阪DFが前で処理せずワンバウンドさせたことで、ボールが伸びて⑪加藤恒平に渡ったもの。カバーに出ようとしたG大阪GK①森廣泰彦も中途半端に出ていた状態で、⑪加藤恒は楽にループを決められた。「もう少しボールをポゼッションしてプレーしたかった」(G大阪・島田貴裕監督)ということだが、こっちの蹴ったボールは飛ばず、向こうの蹴ったボールはビュンビュン飛んできて跳ね返すのがやっと。そしてセカンドボールも拾われるという流れだと、なかなか難しかっただろう。

それでも相手のスキを突いて、2点を奪ったのはさすがだった。3点目は千葉の高いDFラインの裏を取って、⑪吉本がGKとの1対1を決めたもの。4点目は右⑦大塚からのクロスが、ファーサイド敵GK裏の絶妙の位置へ行き、⑪吉本が詰めた。千葉にとって残念だったのは、試合を通じて、守備面での1対1のマッチアップでやられているシーンが多かった点だろう。

決勝へ進出したG大阪は、大会2連覇を目指す。ボールポゼッションでゲームを支配しにいく形は相変わらず。キャプテンの⑩安田がチームを引っ張る。落ち着いて正確にパスをつなぐ“遠藤保仁系”で、昨年は同じくキャプテンの倉田秋がそんな役割だったが、今年は⑩安田が同じ雰囲気を身にまとってプレーしているのが微笑ましい。U-17代表候補のFW⑪大塚のプレーも冴えているし、昨季全日本ユースU-15大会で猛威を振るった⑭宇佐美貴史も、中3ながらこの上のカテゴリーのチームに入って、いいプレーを見せている。

同じく攻撃的な磐田との決勝は、見ごたえありだ。

※決勝は8月5日(日)18時より、神奈川県・三ツ沢球技場で行われます。

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