第3試合
第14節
12月22日(土)/15:00キックオフ/福岡県・北九州市立総合体育館/観客1303人/試合時間40分
バサジィ大分 3(2-0、1-2)2 シュライカー大阪 |

大分が“準ホーム”といえる北九州市で勝利を挙げた。これで大阪には2連勝。「内容よりも結果が大事」(境大輔監督)とがむしゃらに勝利を目指した大分に対して、大阪はパス回しを意識する余り、本来の良さを出し切れずに敗れた感じだった。 |
菊地 大阪のプレーを見ながら浮かんできたのが「キャパシティーオーバー」という言葉だった。彼らの目指そうとしているフットサルの方向性は、選手のポテンシャルに合ってないんじゃないかなって。グルグル回しながらパスを回すことにキュウキュウとしちゃって、ゴールのほうを全く向いてないというシーンが多かった。
北 選手をパソコンに例えていうなら、新しくやって来たアドリアーノ監督が新しい戦術を何個も何個もインストールしたことで、メモリーオーバーでフリーズしちゃった、みたいな。
菊地 大分にしても、その傾向はなきにしもあらずなんだけど、例えばCKや敵陣深くのキックインでは、壁が割れたり、誰かに当たって入るのを期待して、シュート性のボールを蹴りこむことをやるじゃない。
北 ゴールクリアランスではロングスローをひたすら放り込むというのもそうですよね。
菊地 難しいことができないから、そういう簡単なことをやるのはアリなんだよね。Fリーグに求められているレベルかどうかは別として。
北 この会場は大分にとって準ホームのようなもの。だから、アウエーだと「何やってるんだよ。ちゃんとフットサルやれよ」みたいな目で見られるプレーでも、ホームだったらサポーターが肯定してくれるから、迷うことなくできたところはあったと思う。
菊地 長野と北九州では前に行く推進力は全然違ったもんね。それにしても大分のサポーターはすごかったね。人数では名古屋のほうが多いんだけど、熱狂度や曲のバリエーションでは、8チームの中ではナンバーワンだったんじゃないかな。曲にしてもテンポが速くてフットサルのリズムに合っている気がする。
北 サポーターの力の大きさを感じさせられる勝利でしたね。
第4試合
第14節
12月22日(土)/15:10キックオフ/福岡県・北九州市立総合体育館/観客1308人/試合時間40分
デウソン神戸 5(2-0、3-0)0 ステラミーゴ花巻 |

2大エースの⑦原田浩平がケガから、⑪ブルノが出場停止から復帰した神戸が、花巻から5ゴールを挙げての大勝。ハイライトは16分、⑪ブルノのヒールリフトが起点となって、⑮伊藤雅範が決めたゴールは、Fリーグ史上に残るスーパープレーだろう。 |
菊地 この試合が意外に面白かった! 今は「神戸を見ろ!」といいたいね。ただ、ブルノが出場停止じゃないかどうかだけはチェックするようにして下さい(笑)。
北 すごかったですね~、16分のゴール。ブルノがハーフウェイライン付近で両足ヒールリフトで敵の頭の上を越してシュート。こぼれたところを伊藤雅範が押し込んだと。ワザもすごいですが、ゴールにつながったこともすごい。
菊地 体が前に行って、ボールを挟んでいるから、敵からはボールを隠したような感じ。ホントにキャプテン翼の世界だよ。全日本少年サッカー大会で翼くんにヒールリフトを決められた日向くんみたいな感じ。「な、何ぃ! ボールが消えた!」っていう。
北 あのプレーは今日のチケット3500円の2000円分ぐらいの価値はあったんじゃないですか? みなさん、神戸の11番がボールを持ったときはピッチから目を離すとチケット代を損しますよ。
菊地 で、花巻のほうは何が面白いってベンチ。花巻は、どうしてもチームの力不足で、悲しくやられてしまうシーンがあるわけですよ。そうするとマルコ・ブルーノ監督は心が折れてドカッと椅子に座って、根っこを張ってしまう(笑)。で、それがいつそうなるかを観察するという。マルコ監督は椅子に座りそうになりながらも、何度も「監督の私がこんなことでは!」と葛藤するわけ。でも、気を取り直して立ち上がったと思ったら、また単純なミスから失点してしまう……。
北 この試合でベンチに根を張ったのは23分に原田浩平に3点目を決められたときでしたね。
菊地 まあ、いろいろあったけど8チームの動向を一気にチェックできるセントラル開催は貴重な機会。引き続き2日目にも期待しましょう。
>ページ[1]へ戻る
ページ |[1]|[2]|[3]| |