
小池
「武骨な戦い方」と反町さんが会見でいったけど、個人は明らかにサウジが上で、そういう戦い方をせざるを得なかった。日本がアジアのチームとやるとき、いつも見てきた光景は、日本が圧倒的にボールをキープして、相手は引いたところからカウンターを狙うというもの。でも、この試合は逆だった。
北
サウジって、ブラジルっぽいんですね。サッカーも風貌もボールタッチの仕方も。
菊地
ホントにブラジル人かもよ!
小池
帰化? そういうことか!(笑)
菊地
パレイラが指揮したり、ブラジル人が監督を務めることがよくあるから、若い選手を何人か連れてきたっていうのも、あり得ない話じゃないかも。
北
日本が格下っぽい試合だった。
清水
何しろ、サウジの攻めはいびつでしたね。カタカナの「コ」みたいな感じ。短くつないで中央に誰もいなくて、そこをドリブルでついていったり。長いボールはほとんどなかった。
菊地
まず大きなシーンが、水野晃樹がボールを取られてフィニッシュまでいかれた場面。アレ、よく入らなかったね。決まらないほうが難しいようなシュートだった。ブロックしたのは青山敏。
小池
ただ、あのプレー以外は、危ないシーンはなかった。サウジはヘディングがうまくなかったね。攻めでも守りでも。FWは、クロスをヘディングで競り勝つシーンもあったけど、ヘディングシュートが下手。DFは日本の長いボールをカブってしまう。
北
確かにこんなの通るのかな? っていうのが通っちゃって、特に前半とかチャンスに結びついてた。
菊地
それと、サウジって日本での試合に弱いイメージがある。札幌ドームでドイツに0-6でやられたり、去年のアジアカップ予選(札幌)もさっぱり。注意しなきゃいけない相手だけど、恐るるに足りず、かも。
北
でも、不謹慎ですけど、サッカー自体は、僕はサウジのほうが好きでした。
菊地
小技がきいてたよね。
小池
日本って、器用さを生かしてしっかりパスをつなぐサッカーで、みたいなこというけど、今の技術レベルじゃできない。パスワークは全然日本の特長じゃないもん。他国のほうが、よっぽどボールを扱う技術が高い。
菊地
怖くてつなげないんだよ。DFで横に振ってるだけ。前に入れて何とか前へ運べるのは、本田圭佑と柏木陽介のところだけ。ボランチも前を向けない。FWに預けるのも、中盤まで下りてきたときだけ。そうなるとロングボールっていうことになるんだけど、ただ、それをサウジはカブってくれてたから、チャンスっぽくはなった。
北
そのキックの精度は高かったです。
清水
そこが、アジアの「小国」とは違う所なんですかね。
北
GKの西川周作も青山直晃も、みんなが長いボールを出してた。本大会でも、こうならざるを得ないんですかね。
小池
でも、サウジほど、ロングボールをカブってくれないと思うよ。
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