11月21日(水)/19:20キックオフ/東京・国立競技場/試合時間90分
U-22日本 0(0-0、0-0)0 U-22サウジアラビア |

勝つか引き分けで、北京オリンピック行きが決まるアジア予選の最終戦。4万2913人と、この予選で初めてホームにほぼ満員の観客を集めての戦いとなった。中盤で厳しくチェックしあう、つぶし合いの展開だった。前半8分、中盤で水野がボールを奪われ、クロスから最後は⑦アルゴワイニムに至近距離からシュートを許したが、⑥青山敏弘がスーパークリア。ただ、失点を覚悟するようなピンチは、この1つだけ。一方攻撃面では、ロングボールを効果的に使ったがゴールには至らず。結局0-0の引き分けで終え、北京キップを手にした。 |

小池
アウエーでベトナムにアッサリ勝って、試合前から楽観ムードだった。自分としては、28年ぶりのオリンピック行きを決めたときと同じ相手だったり、雨の中で中国に負けて行けなかったのと同じ会場だったりと、ドラマチックなものを期待して盛り上がってたんだけど、ちょっと拍子抜けかな。
菊地
気持ちの面での抑揚がなかった。
清水
やっぱり? オレも抑揚なかったんですよ。オレだけかと心配になっちゃったりして。
小池
シドニー、アテネのときは、予選の最初のほうからお客さんも入ってて、もっと予選自体盛り上がってた。
清水
シドニーのときなんかスター軍団でしたからね。
菊地
日本サッカーの見方について、見ているこっち側が修正していかなきゃだめなのかも。最初の10分くらいで、「あ、コレ0-0の引き分けかな」みたいな雰囲気で、なんだか試合のシナリオが透けて見えてた。心の中で「そんなことでいいのか!」って思いながら試合が進んでいったよ。
小池
でも「出て当たり前」になったのは、喜ばしいことかも。
清水
「出て当たり前」でも、「本大会で負けて当たり前」ですからね。
アテネが谷間世代といわれていて、でも、その次はもっとどん底かも、っていってたのを思い出したんですけど。
菊地
日本が伸びたからなのか、他が伸びていないからなのか、いずれにしても今のアジアのレベルって、すごく拮抗している。この試合にしても、局面でのプレーはサウジのほうがうまかったし。
北
うまかったですね。でも、僕は、わりとポジティブに見てました。平山相太、梶山陽平というところがずっとチームの中心だった。でもその2人がいない。技術では梶山より青山敏、細貝萌のほうが落ちるような気がするし、FWにしても、岡崎慎司とかのほうが、個人能力という部分では、正直、少し落ちるのかなという印象だったんです。でも、戦う気持ちをすごく強く持って、最後まで戦ってくれたな、と。例えば、そういう姿勢が見えずに、言葉は悪いですけど、のらりくらりみたいな感じでプレーして北京行きを決めたとしたら、反町康治監督が場内に向かって叫んだ「北京へ行けます!」みたいなのも、白々しく感じちゃったかも。
菊地
後半、サウジのシュートは0だもんね。すごく頑張ってファイトしたと思う。
北
僕は、そういう部分が、これまでこのチームに足りないと思ってたところなんです。戦術的に、ビルドアップがどうとか、サイドの崩しがどうとか。それよりも、まずそういう気持ちがなきゃダメなんじゃないか、と。だから、試合結果は満足できるものじゃないですけど、この試合では、最後まで戦い抜いて五輪キップをつかんだから良かったかなと。
菊地
ピッチ上で感情を出してたもんね。この試合がきっかけになってくれればいいよね。
清水
このオリンピック予選がなければ、それほど認知度が高くないと思う岡崎に対する声援なんか、誰よりも大きかった。
菊地
やっぱり、頑張る姿勢っていうのは、見ている人に伝わるんだよ。
北
カズやゴンが、いつまでも人気があるのは、そこなのかも。
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