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トップマッチレポート>北京オリンピック 最終予選 U-22カタール-U-22日本[1]
Match Report マッチレポート
2007/10/21

北京オリンピック2008 最終予選

浅田真樹(フリーライター)、了戒美子(フリーライター) 構成

10月17日(水)/19:00キックオフ/カタール・ドーハ
U-22カタール 2(0-1、2-0)1 U-22日本

得点者
(カ)ハッサン・アルヘイドス、マジディ・シディック (日)青山直
ゲームのあらすじ
前回日本のホームで1-0の勝利を収めたカタールと、今度はアウエーで対決。日本は前半43分、CKから青山直晃のゴールで先制。ところが徐々にカタールに押し込まれ始めた後半の32分、同じくCKからカタールに同点弾を決められてしまう。そしてロスタイム、左サイドからのクロスを胸で押さえようとした伊野波雅彦が、ハンドを取られてPKに。日本はこれを決められ、1-2の惜敗を喫した。
STRIKER DX名物 対談レポート
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崩れてしまった
このチームの拠りどころ

了戒 負けちゃいましたね……。

浅田 まあ、今回は勝つか引き分けで、北京本選出場が見えてくる試合だったんだけど。さっき選手以外のいろいろな人と話をしていて、「今回はイマイチ一体感がなかった。全体的にチームとしてのまとまり、集中力が欠けていた」っていっている人がいたね。了戒さんは、事前のドバイ合宿からずっと取材してどう感じてた?

了戒 あぁ。私もそう思いましたね。

浅田 その心は?

了戒 2戦目のサウジアラビア戦は、アウエーの本当に厳しい気候でプレッシャーのかかる中、0-0で切り抜けた。さらに次は、ホームでカタールに勝利。そして今回は日程の頭から選手全員がそろって、遅れてくる選手もいない。ものすごく有利な条件がそろっていた。それが逆にチームが緩む原因になったのかなと。

浅田 やっぱり、「サウジアラビア戦のときはチームが集中して一体感があった」っていうのはあるんだよね。そこでひと山越えた感がすごくあって。それで、これは結果論なんだけど、今回は最後のところで今まで逃げ切れていた場面を逃げ切れなかった。

了戒 実際「これはもういけるよ」って口にしていた選手もいた。チームは全然よくないんだけど、この戦い方で6戦やっていけば大丈夫という空気が流れていた。

浅田 逆にいうと、今日負けたからといって何だというわけでもない。カタールもサウジアラビアも、ベトナム相手に星を落としている。ノルマを果たせていない。ということは、このグループでどうやってトップになるかって考えた場合、日本は次のベトナム相手に勝ち点3を取ればいいということになる。つまり、まだ日本が有利な状況、どんなに悲観的にみてもプラスマイナスゼロの状況であるのは間違いないのに、チームに妙な悲壮感が漂っているような感じがするんだよね。

了戒 それはありますね。負け方が悪かったので、気分的なものもあると思いますけど。

浅田 まあ、そうだね。

了戒 今までの試合と大差ないんですよね。紙一重。いつもの悪いところは、いつもどおりに出ていた。決まりごとというか、自分たちに自信が持てる戦い方がないから、今までは最後で頑張って跳ね返していた部分が、今回はたまたま失点という形で現れてしまった。悲観というよりは、落胆という感じですね。やっぱりダメだったと。

浅田 負けてヘラヘラするのはどうかと思うけど、もう少し胸を張るような姿勢があってもよかったという印象は受けたよね。

了戒 口ではどういっても、やっぱり自信はないんですよ。自分たちが積み上げてきたものに。だから一つの結果で、あれだけ落ち込むんだと思う。

浅田 このチームは失点をしないのが強みだった。ゴールを決めさえすれば勝てる、というのが最低限の拠りどころだったんだけど、それが崩れてしまった。このショックが尾を引かないかというのが心配なんだけど。

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