STRIKER DX

ストライカーデラックス
どこでも知的好奇心。学研電子ストア for iPhone / iPad
トップページ マッチレポート コラム トピックス セレクション バックナンバー ムック リンク
最近のレポート
更新一覧へ
トップマッチレポート>AFCアジア/アフリカチャレンジカップ2007 日本-エジプト[3]

Match Report マッチレポート


2007/10/18

AFCアジア/アフリカチャレンジカップ2007

菊地芳樹(本誌)、北健一郎(本誌) 構成
A代表は、2006年のアフリカチャンピオンのエジプトを迎えてのゲームが、大阪で行われました。主力が来日しなかったエジプトに対して、日本が快勝したゲームでしたが、ピッチ上はどのような内容で、面白いプレーは見られたのか。お馴染みの対談レポートでお送りします。

STRIKER DX名物 対談レポート
[ページ3/3]
わざとぶつけてコースを当てる
GK泣かせの“インザーギFK”

菊地 エジプトのゴールになったFKを取り上げておこうか。俗にいう“インザーギFK”。

北  昨シーズンのチャンピオンズリーグの決勝で、ミランのピルロがゴール正面から蹴ったFKが、インザーギに当たってコースが変わって決まったというものなんですが、それとほとんど同じ形でした。

菊地 偶然っぽく見えるわけだけど、狙っているということなんだよね? キッカーは走っている選手を目掛けて蹴って、当たってコースが変わるのを狙ったり、当たらなくてもGKが惑わすのを狙うという。1年前ぐらいに「触っても触らなくてもゴール」という、サイドのクロスをするエリアから、インカーブのボールでゴールマウスを狙うというシュートが流行って、本誌でも取り上げたんだけど、それのゴール前FKバージョン。これは面白い。

北  もしかしたら明日の報道では「不運な失点」と出るかもしれませんが、おそらく狙って打っている可能性は十分ある。ああやって味方に当たってコースが変わったらGKとしてはどうしようもない。GKはシュートが誰かに当たることを想定して飛びませんから。

菊地 また一つ、GK泣かせのプレーが生まれたといえるね。

北  俊輔も遠藤ももちろん素晴らしいFKを持っているんですけど、U-17ワールドカップで決まったクイックFKとか、GKのタイミングをズラすことを意識するべきなのでは。真っ当にコースを狙うものだけでなく。

菊地 ゴールの確率を上げるために、間口を広げるための作業はもっとしてほしい。それこそこのパターンのFKで、巻誠一郎あたりを飛び込ませてみればいい。

北  いくらでも飛び込みそう、嬉しそうに(笑)。

菊地 このFKに関しては次号で取り上げるかもしれないのでお楽しみに。ただ、実戦するのが難しいな~。

北  誰が当たり役になるか、くじ引きしないと(笑)。

菊地 それと、今日の前田のゴールがそうだったんだけど、起点を追い越していく動きが生かされたなと感じた。

北  俊輔と山岸智という選手の格ではどっちが上かといったら、間違いなく俊輔だと思うんですが、このチームに当てはめると山岸は悪くない。前田が下りてきて、山岸が追い越していくパターンから、いいプレーが生まれている。ポストプレーヤーを追い越していく選手がいるのは大きい。これまでの俊輔、遠藤は出し手っていう感じだったので、そういうプレーが少なかったから。

菊地 いちばんの解決策は俊輔と遠藤がそれをやること。僕の中のオシムサッカーのポイントは「うまい選手が走るようになるか」だから。最初から走る選手が走るのは当たり前だから。

北  でも、俊輔と遠藤はオシムジャパンでの「格」みたいなものが上がってきている。そうすると今までのようなプレーになってきてしまう。そういう意味では山瀬功治には期待しているんですが……。

菊地 山瀬のゴール前での決定力と、山岸の運動量、俊輔、遠藤のパス能力が攻撃的MFには求められる。それを3つ合わせている選手が理想なわけじゃない? だけど、日本の選手はどれも一つずつしか持っていない。その点でいえば同一線上からのヨーイドンなわけ。山岸もパスをさばけるようになればいいわけだし、ここからの勝負だと思う。

北  でも、山岸が俊輔のようなテクニックを身につけるのは難しい。だから、俊輔、遠藤クラスが頑張って走るようになることに、期待しちゃうんですよね。

>ページ[1]へ戻る

ページ |[1][2][3]

このページの上へ 更新一覧へ

ストライカーDX トップ マッチレポート コラム トピックス セレクション/スクール バックナンバー ムック リンク