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トップマッチレポート>高円宮杯第18回全日本ユース 浦和レッズユース-静岡学園高校
Match Report マッチレポート
2007/9/12
高円宮杯第18回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会
菊地芳樹(本誌) 取材・文

1次ラウンド
9月9日(日)/13:21キックオフ/埼玉県・さいたま市駒場スタジアム/観客1450人/試合時間90分
浦和レッズユース1(0-0、1-1)1静岡学園高校

得点者
(浦)原口 (静)池川
ゲームのあらすじ
じわりじわりと浦和がゲームを支配していき、得点は時間の問題かと思われたが、後半13分に静岡学園のほうが⑬池川修平のゴールでリードを奪う。浦和は5分後に⑭原口元気のゴールですぐ追いついたものの、その後幾度も決定機を作りながら、ことごとくシュートを外してしまった。静岡学園も、少ないながらも得点チャンスを作ったが、ゴールを決められなかった。

浦和は攻めきったが
ゴールを決められず

 Jクラブである浦和を、静岡学園が格上に見た戦い。堀孝史監督が求めているように、浦和は球際で速さと強さをしっかりと出して局面を多く制し、ペースを握る展開だった。

 ただ、一方的にやられるだけでないのが、静岡学園の頼もしいところ。個々のテクニックが各局面で生かされ、体を寄せられてもうまく運んでボールキープし続けたり、敵の逆を取ってピンチをチャンスに変えたりといったシーンがあった。浦和に対して、チクリ、チクリとやり返していた。

 そんな中、静岡学園は、⑪池川修平が右サイドから3人をかわして中に入り、30メートルの距離から左足を振りぬいて、鮮やかなミドルシュートを決めた。頑張って抵抗していたところでの、ご褒美のような先制点だった。

 しかし、浦和は後半に交代で入ってきた⑭原口元気が、中央から左で受けた横パスを落ち着いて中へ戻すようにコントロールし、ゴールを決めてすぐに追いついた。

 その後も浦和は畳み掛けるように攻撃し、あとはシュートを決めるだけというシーンが多かった。無駄なパスも少なかったし、クロスも正確に合わせていたから、本当に攻めきっていた感じだった。ただ、シュートが決まらない。

 堀監督から聞いた感じでは、どうやらこうしたシュートが決まらないのは、いつもの状況のようなので、力を見せながらも……という、もどかしいゲームが多いのだろう。

「グループBの4チームの中では、やはり選手に素質があるし、浦和が1番」と、静岡学園・井田勝通監督。

「ただ、勝敗はわからない」とも。

 まさにそんな雰囲気を与えてしまったゲームだった。しかし、一旦ゴールが決まり出したら、強いと思う。⑧山田直輝の展開力や、⑱高橋峻希の突破力が目立つが、チーム全体もオーソドックスなプレーながらも判断ミスが少なく、攻撃は見ていてとても面白い。

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