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トップマッチレポート>スフィアリーグ 5thステージ 座談会“風”レポート(後編)[1]

Match Report マッチレポート


2006/10/19

スフィアリーグ 5thステージ 座談会“風”レポート(後編)[1]

森雅史(サッカージャーナリスト)、岡田康宏(サポティスタ)、小池正人(本誌)、 菊地芳樹(本誌) 構成
前回の4thステージから約5カ月。その間に「グッドウィルカップ」、「すかいらーくグループリーグinお台場冒険王“真夏の女王”決定戦」という2大会が開催され、勢力図は大きく変わっているとか変わっていないとか。最大の注目ポイントはガッタス、カレッツアが、連覇中のドリームにストップをかけ、総合優勝に望みをつなげられるのかどうか。しかし、大会の行方は誰もが予想しない方向へ行くことに……。今回はガッタスブリリャンチスH.P.に詳しいサッカージャーナリスト・森雅史氏、そしてお馴染みサポティスタの岡田康宏氏をお迎えしてお届けします、お待ちかね「スフィアリーグ5thステージ座談会“風”レポート」!!それでは後編をどうぞ!

STRIKER DX名物 対談レポート
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──1回戦

岡田 今回、公開組み合わせがありませんでしたけど、同じようにやったんですか?

森  うん。どうしてしなかったのかというと、公開組み合わせのあのセットを組めるスペースがなかったから。

小池 それもね、工夫すればいくらでもできる。1枚プレートにしないでゲート型にして、表面にも裏面にもトーナメントのヤグラを書く。その下にキャプテンが立てるようにすればいい。で、コートの真ん中に置いてやればメイン側からもバック側からも見れる。「やらないのかよ!」ってブーイングが出ちゃうくらい、公開ドローはいい企画なんだからさ。

菊地 あそこはファンも楽しみにしているところだから。

岡田 ドリームのところにカレッツアが行く、なんて、絶対に沸くところだったし。だけど、当日組み合わせが決まるから「煽り」のVTRが作りづらいんじゃないですか? グッドウィルカップにはVTRがあって、あれはよかったな。

菊地 では、第1試合は四谷対アサイ。

森  山口が上手くなってたのはビックリ。

菊地 左サイドに張るだけじゃなくて、よくなったのは確か。だけど、あそこしかないからなかなかシュートを打たせてもらえなかった。

小池 あとは朝倉(みず希)。あの子もうまい。

菊地 彼女は最初はピボで、斉藤が休むときはフィクソに入る、そういうシステムだった。

森  両方のGKって、パッと見で「よくGKやらせるな」って思ってしまうんだけど、立ってるだけでコースを限定していて、安定している。

菊地 PKのときも狙って蹴れる技術がないと入らないよ、あれは。

菊地 次、行きますか? 第2試合ガッタス対ヤンジャン。

森  「1-0」という感じのゲームだった。

小池 ヤンジャンもいいチームだったけどね。

菊地 でも、狙いがちょっと見られないというか。

森  シュートが少ないんですよね。

菊地 そうそう。「一生懸命走って頑張ってれば神様がプレゼントしてくれたようなゴールが決まる」ってのが少なくなってる。セットプレーでもインプレーでも「何かやる」ということに取り組んだチームが勝っているような気がする。

森  ガッタスはシュートを打たない。藤本(美貴)ぐらいでしょ、とりあえず打つのは。前までは吉澤(ひとみ)と是永も打ってたけど。

菊地 技術的な話でいうと、彼女(吉澤)は足裏トラップをマスターしてないよね。全部インサイド。元々のサッカーのスキルで何とかやってるけど、一向に伸びてない。でも、チーム事情としては彼女には是永の役割をしてもらいたい。それがだんだん荷が重くなってきている。

森  ボクがそれよりも心配なのは是永。「シュートを打たなきゃ」っていう意識が強すぎて打てなかったって、漏らしていたらしい。彼女はつなぎとかいろいろな役割もこなさなければいけないから。

小池 人が減ってきたことによって、いるメンバーにしわ寄せが来て全体が落ちている印象がある。

森  メンバーが減る一方なんで、立て直しのためにはメンバーを増やしていかないと。ガッタスがリードしないといけないし、チームに刺激を与えなければいけないと思う。ガッタスは下部組織を持っているんだし。スフィアリーグのチームが下部組織を持つなんてすごいことなんだから、あそこから上げてきてほしい。

菊地 第3試合。

小池 ドリーム対カレッツア、コレは「ファイナル」でしたね。

菊地 いい試合でしたね。スピード感とか展開の面白さとか一段違いましたもんね。

森  カレッツアの、長いパスを正確に出せることには感動しましたね。この大会では長いパスが目立ちましたけど、その中でもカレッツアは抜けてましたね。

菊地 小島くるみも切り返して、そのままタッチラインを割らなくなったし。なんかキレてましたね~。

小池 ドリームとやってまともに勝てるのはカレッツアぐらいかなと思いますね。他には負けるかもしれないけど。あれだけ前から前からプレスに行くなんて、他のチームじゃできないですよ。くるみタンもピボにコンバート。

菊地 後ろをできる選手が何人か出てきたからだろうね。だから、あとはシュートを決めるだけなんだけどな~。

小池 入んないのよ~。

菊地 今日も0点ですから。まともにパシーン! と当てるんじゃなくて、キックミスとか、敵に当たってとかのほうが入りそうな気がするぐらい(笑)。ドリームはどんな感じでした?

小池 ドリームはドリームじゃないですか? 別に悪くはなかったけど、でも、あれだけ前からプレスに来られたら厳しいでしょう。

菊地 さすがの宇津木(めぐみ)もね。相手との距離感が近かったもんね。全部懐に入られて。

小池 カレッツアとしてはドリームを止めないと総合優勝がないから。前回(4thステージ)でもお話したとおり。

菊地 ファンも「よくやった」という感じで拍手していたし。

小池 カレッツアのおかげで、FINALステージまで3チーム(ドリーム、ガッタス、カレッツア)に総合優勝の芽が残ったといっても過言ではない。

菊地 カレッツアにはそういう道を突き進んで欲しいね。

菊地 続きましては第4試合のファンタジスタ対ミスマガ。岡田さん、ミスマガはどうだったの(笑)?

岡田 やばいね~(苦笑)。ファンタジスタにはグッドウィルカップの予選で負けてて、お台場でも負けてるから、たぶんミスマガに(ドローで)当てて来たんだと思う。普通に負けたね。ちょっと力の差はある。ミスマガに関しては基本的に補強をしていないし、元々の運動神経も高くないから。だけどチームとして「補強したくない」っていう方針なんで、そういうチームとして応援して下さい、という感じかな。

菊地 どこも1人、2人はうまいのがいる、っていうんじゃなくて、やっぱりチームとしての色を出していかないとね。

岡田 スフィアリーグが始まってから補強していないのは、ガッタス、カレッツァ、ミスマガ、チャクチャクぐらい。当分苦しいだろうけど、僕自身はそういう方向を支持しているんで。

菊地 ミスマガが勝つためには溝口(麻衣)をフル活用するしかない。だけど彼女もポジションがあっち行ったりこっち行ったり、混乱してたのは否めない。

岡田 初期はポジションを完全に固定していた。そこから内容的に「上を目指そう」としていろいろやってるけど、能力が追い付いてない部分があるかもしれない。勝ち負けだけを考えるなら、プレ大会で決勝に行ったときのような「守ってカウンター」に徹したほうがいいと思うのだけど。

菊地 時東(ぁみ)といういいGKもいるしね。

岡田 4thステージではPK戦でザナドゥーに勝ったりもしているからね。

森  今日、先制して取り返されたチームってありました?

小池 ないんじゃない?

森  だけど守って守ってPKで勝つというのはファンは見たくないのかな。

岡田 どちらかというと、目先の勝ち負けよりもフットサルをきちんと教えたい、というチーム方針だからかと。時東の見せ場が増えるのは見てる人は喜びそうだけど(笑)。

菊地 是永とか宇津木のシュートを弾きまくってたら、「おお~すげ~」ってファンの腰が浮いてくるのはイメージできるね(笑)。

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