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菊地 5thステージから特別ルールが採用されて、「先発した選手は1度は交代しなければならない」、それから「GKのスロー、キックは、センターラインの手前でワンバウンドさせる」というのが加わった。これにはどういう意図があると思いますか?
森 野田(義治。カレッツア監督)社長に聞いたら、知名度の高い選手(タレント)がずっとベンチに座っていて、フットサルが上手い選手だけが出てくるのは、果たして「女性芸能人」のフットサルとして正しいのかと。強さ、上手さだけを追求するなら社会人のリーグに行くべきであって──ということで「この新ルールはアリだと思う」とボクも野田社長にもいったんだけど。ただ、ルールがコロコロ変わると、いい加減な大会という印象を与えかねないのでは、ということについては、野田社長は「それよりも悪いところがあれば直して、お客さんが入るようにしていかなくてはいけないから」ということだった。
小池 配布されたルールには「先発のFPは必ず1度は交代」としか書いてない。そうすると交代は1人いればいいことにならない? 順繰りで引っ込めば全員「1度は交代」できる。
森 フィールド4人は全員1度は代わって、GKの+1人で、9人を使おうよということ。9人より少ないときは全員を使えばいいと。
菊地 なるほどね。
森 それなのにトップリーグの第1試合、アサイの山口百恵がずっと出てしまった。
菊地 リザーブリーグでもチャクチャクの青山(愛子)だったかな? たぶん2試合とも出ずっぱりだったと思う。
森 浅井のベンチは山口を下げようと思ったけど、彼女が気づかなくて、その間にタイムアップしてしまった。
菊地 最後に交代しようと走ってきたところで終わってしまった。
小池 それに対してペナルティーがないからさ、施行した時点でもう形骸化してるのよ。
森 まだまだカッチリと決めて通達してるわけじゃなくて、緩い部分も残してるんだと思う。
小池 例えば、ゲームが終わったらイエローでも出てるのかなって、公式記録確かめようと思って忘れちゃったんだけど……。
菊地 GKスロー&キックについては?
岡田 これはグッドウィルカップの反省でしょ。蹴竹Gがグッドウィルカップをどうやって勝ったかっていうと、ゴール前に投げてヘディングでスラすだけで点を取るっていう。
菊地 センターラインを越えてはいけない、というのはサロンフットボール時代のルール。フットサルではヘディングを狙わせたり、カウンターの機会を増やしてゲームを面白くするためにそのルールがなくなった。だけど、彼女たちの場合は当てずっぽうでやってしまうから。でも結局キックに関しては、これまでのパントキックから、ワンバウンドさせて蹴ることに変化しただけという感じ。
岡田 ルール改正をしたということは「つないでくれ」という意味じゃない?
森 まあ、このルール改正は盛り上げるためのアイデアだからね。ガッタスが優勝すれば盛り上がるのかといったら、そうとも言い切れないから。ガッタスに関していえば、今回は結構燃えてたんですけどね、みんな。エクスキューズがあるとすれば紺野(あさみ)がいなくなって、辻(希美)がずっとケガでGKの練習ができなくて、メンバーもミュージカル「リボンの騎士」をやってて練習に来れなかったという。
小池 岡田さんを前にしていっちゃ悪いんだけど、今回はミスマガより、リザーブの3チームのほうが強かった気がする……。上がれなかったチャクチャクにしても、最後はリザーブ1位で抜けたザナドゥーに引き分けで終わったし。
森 あそこの3チームは確かに下(リザーブグループ)にいても困っちゃうぐらいだね。
菊地 5カ月の間に勢力図はかなり変わってますね。
森 「ガッタス、カレッツアが強い」という最初の構図は2ndステージの時点で完全に崩れてるよ。
菊地 練習することによって運動神経のある子がどんどん伸びていて、元々サッカー経験はあっても練習量が少ない子は一向に伸びていない。
森 ファンタジスタの選手なんて、去年の今頃は本当に小さくて「お子様」だったのが、背も大きくなってうまくなってる。
菊地 「一夏越して」とはまさにこのことですね(笑)。
森 昔はガッタスの練習量が他よりも多かったけど、今は1カ月で20日練習というところもあるから。
小池 「恋するフットサル」で蹴竹Gの中村摂が、朝練やって、バイトしてから舞台に立つっていう一日のスケジュールが取り上げられてた。
一同 すごい。
小池 ホントにリザーブも面白かった。
森 リザーブもトップと変わらずに見て楽しめるね。
>後編へ続く!
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