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不定期連載 toto長者への道 昼間聡欣(本誌)

  toto
●BIGはtotoの救世主となるのか? 2007/5/1

第273回totoは、BIGの売り上げだけで5億3584万4700円を記録したそうだ。
mini BIGを含めると5億9200万5700円。
およそ6億円もの大金が、この昨年スタートした新しいクジに投じられたわけだ。
本来のtotoを加えた総売り上げは8億円を超え、これは4年ぶりの快挙だそうだ。

BIGがスタートしたときは導入に疑問を感じたものだが、この数字を聞くと、成功を認めないわけにはいかない。
今回の記録は、キャリーオーバーが5億円を超え、日本のクジ史上最高額が誕生するのでは、という期待が表れたものであり、ちょうどゴールデンウイークにぶつかったのもプラスに作用したのだろう。
第273回では1等当選者が出現せず、キャリーオーバーはついに6億を突破。
ちょっとしたフィーバーは当分の間続くのだろう。
しかし、である。
BIGそのものには、今でも多少の疑問を感じないわけにはいかない。
その理由は、以前も書いたように、サッカーくじというイメージからかけ離れているためだ。

何を隠そう、僕自身もBIGを購入している。
キャリーオーバーが3億を超えた時点で毎回1口だけ買うことにしているのだが、感覚としては宝くじと同じ。
宝くじを最後に買ったのはもう20年も前のことだが、“運を天に任せる”感は、BIGも宝くじも同じようなものである。
どうして宝くじを買わないのかといえば、予想が介在する余地がまったくないから。
どうしてtotoを買うのかといえば、「売り上げに貢献できる」という点にほかならない(もちろん当たればウレシイ。でも、サッカーじゃなくて野球や相撲のくじだったら絶対に買っていない)。
つまり、宝くじもBIGも、自分の力ではどうにもならないものであり、その点で競馬やパチンコとは大きく異なっている。
そこに不満を感じているわけだ。

そこで提案したい。
1試合か2試合だけでも予想させてもらえないだろうか。
実は今回初めて、キャリーオーバーに目がくらんで、2口購入した(こんな人も多いから売り上げがアップしたのだろう)。
しかし、その買い目を見て、愕然とした。
「こりゃないだろう」という予想が多いのだ。
買ったと同時に外れを確信したようなもので、この点だけは宝くじと違う(宝くじだと発表されるまでまったくわからないから)。
せめて1試合だけでも、自分の予想が反映されていれば、まだ納得できると思うのだが、いかがだろう。

それじゃあ、普通のtotoをランダムで買えばいいではないか、と指摘を受けるかもしれない。
1試合でも予想が入れば、キャリーオーバーが発生する確率が減って、結局は売り上げが落ちるのでは、という人もいるだろう。
でも反対に、サッカーファンの興味は今以上に高くなるんじゃないかと思う。
例えば、自信のある1試合だけマークして(あるいは応援しているチームの勝利だけをマークするとか)、それが的中すれば、ハラハラドキドキ感はハンパじゃないと思う。
そうして、初めは1口だけしか買わなかった人も、5口、10口と増やしていくんではないだろうか。

やっぱり6億の夢は見たいから、今後もBIGは買い続けるのだろう。
でも今のままでは、600円が限度かな。
(まあ、世の中には宝くじに何万円もの額をつぎ込む人もいるのだから、僕の感覚のほうが間違っているのかもしれないけれど)

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