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不定期連載 toto長者への道 昼間聡欣(本誌)

  toto

●ガチンコ2連発!

2007/11/12

11日の日曜日は、2試合をハシゴした。
totoとは関係ないと思われるかもしれないが、もしかしたら予想のヒントになるのではなないかと勝手に考えてレポートします。

まず、東京・西が丘サッカー場で高校選手権の東京都予選準決勝。帝京対成立という注目の好カードだ。
両校とも、会場からほど近くに校舎を構えるいわば“西が丘ダービー”。午前11時キックオフにもかかわらず、スタンドはほぼ満員に埋まった。
応援も白熱。より近い(ことが理由かどうかはわからないが)帝京がやや数では上回ったが、スタジアムは熱気に包まれていた。

ゲームに大きな影響を与えたのは、主審のナーバスな笛だった。
前半10分にもならないうちに、成立の主力の1人が2度の警告で退場になってしまったのだ。
1枚目のイエローは、主審に対しての反抗的な態度だった。しかしスタンドからは、声援でレフェリーの声がよく聞き取れず、それを主審が「無視された」と勘違いしたように見えた。
2枚目はアフター気味のタックルをとられたのだろうが、これも全く悪質ではなかった。
高校生活の集大成といえる試合を、不運な2枚のカードで棒に振ってしまった選手は、気の毒というしかない。
主審にとってはルールどおりに笛を吹いただけなのかもしれないが、プロではなくて高校生なのだから、多少の配慮があってもいいのではないだろうか。

試合は1人減り、劣勢が予想された成立が、退場劇の直後に先制を許すもののカウンターで同点に追いつく健闘を見せる。
後半に入っても一進一退の攻防が続き、試合は延長戦へ。
延長でも決着がつかず、勝敗はPK戦に委ねられることになった。

ここでまたもや主審の配慮が明暗を分けることになる。
帝京サイドのゴールをPK戦で使うことにしたのだ。
ルール的には全く問題がない。PK戦で使用するゴールは主審が選択することになっていて、ピッチのコンディションなどを考慮して決定される。
このときも、適正な判断によって帝京サイドのゴールになったのだろうが、この判断が勝敗に与えた影響は少なくなかったと思う。
帝京の応援団の目の前で繰り広げられるPK戦は、帝京の選手には勇気を、成立の選手にはプレッシャーを与えたと推測できるからだ。
結果は4-3で帝京の勝利。
かくして帝京は、全国大会へ大きく前進した。

続いて大宮に移動。
大宮サッカー場改めNACK5スタジアム大宮のリニューアル記念マッチである。
もちろん会場は、オレンジのアルディージャサポーターで埋め尽くされた。
いろいろなセレモニーが行われた後キックオフ。そして祝祭ムードがスタジアムに残る前半3分にアルディージャが先制。
そのまま勢いに乗り、記念すべきゲームを白星で飾るかと思われたが……。
そうは、問屋ならぬトリニータが卸さない。
先制されてからというもの、トリニータが圧倒的攻勢に出る。
前半のうちに同点に追いつき、後半はさすがに攻め疲れたのか同点で終了かと思われたが、ロスタイムに入る直前に逆転ゴールを決めた。
この試合がシーズンの前半や中盤に行われていたら、結果は違うものになっていたかも知れない。
シーズン終盤のこの時期に行われたことで、トリニータは大きなモチベーションを持って戦うことになった。
残留争いの当面のライバルを倒すという大きな目標が彼らにはあったのだ。

「勝ち点6の価値がある」(シャムスカ監督)と位置づけたこの試合で、トリニータは素晴らしいファイトを見せ、土壇場で見事な勝利を収めた。
かくしてアルディージャは、まだまだ残留争いを続けなければならなくなった。

肝心のtotoはどうだったんだって?
もちろんハズレ。土曜日の時点で全滅していたので、大宮でも“邪心”なく試合を堪能できたのでした。

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