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高校選手権予選に持ち越された2強決戦
私は昨年に続いて流通経済大柏の臨時コーチを務めています。
正直にいって春の時点では、高円宮杯全日本ユース(U-18)と高校選手権を制した1年前のチームと比べると、今年は個人技でやや劣るかな、と感じていました。
しかし、この2、3カ月でチーム力はグンと上がってきました。
そのかいあって、7月初旬に終了した関東プリンスリーグで5位に入り、高円宮杯全日本ユースへの出場権をすでに確保していました。
実は、このプリンスリーグの最終戦で対戦したのが市立船橋です。
流通経済大柏は、勝てば全日本ユースの出場権獲得、対する市立船橋は、負けると来年は降格となり、どちらのチームにとっても大事な試合でした。
お互いベストメンバーで戦った試合は、1-0で流通経済大柏が勝利。
市立船橋にチャンスらしいチャンスを与えないディフェンスの勝利だったと思っています。
結局実現しませんでしたが、総体の決勝で再び顔を合わせていたら、試合はやはりディフェンシブなものとなっていたと思います。
お互いに手の内を知り尽くしていることもありますが、なによりも、流通経済大柏と対戦するときの市立船橋は、より守備的で慎重な戦いをしてくるのが、最近の常なのです。
この両校は、6月下旬に行われた高校総体千葉予選の決勝でも対戦しました。
しかしこのときは、お互いに手の内を隠した内容でした。
昨年の総体を制した市立船橋が、今年評判の高い鹿児島城西との対戦を避けようと、メンバーを落としてきたからです。
神村学園が昨年ベスト4に入ったために、鹿児島代表と千葉第1代表が準決勝で対戦するシードが事前に決定していたのです。
市立船橋のメンバーを見て、レギュラーメンバーで臨んだ流通経済大柏もキックオフしてから4選手を交代させたのでした。
試合は2-2からのPK戦で流通経済大柏が勝ち、千葉の第一代表となったわけですが、鹿児島城西は準々決勝で敗退し、市立船橋の思惑も結果的にはあまり意味がなかったわけです。
高校総体での対戦が実現しなかった流通経済大柏と市立船橋は、ともにこの後、8月9日に始まる金沢のフェスティバルに向かいます。
金沢を皮切りに、各地で行われるフェスティバルで対戦することもあるでしょうし、高円宮杯全日本ユースでともに勝ち進んで顔を合わせることも考えられます(市立船橋も総体の決勝進出で出場権を獲得)。
しかし、両者にとって本当に雌雄を決する場となるのは、昨年同様、高校選手権予選であることは間違いありません。
そのときまでにどんなチームになっているか。ぜひ注目してください。
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