| 日本代表のオーストリア遠征の取材に行ってきた北が、取材先での出来事を振り返っていきます。行く先々でトラブルを巻き起こす「ミスター珍道中」として名高い北。果たして今回はどんな旅になったのか!? |
9月12日 オーストリア・クラーゲンフルト→ドイツ・フランクフルト→日本・成田
今日でクラーゲンフルトともお別れだ。お土産にスーパーマーケットで来年開催のユーロ2008グッズを購入してから、ホテルをチェックアウトした。
9日から3日間を過ごしたこの「シティホテル」。値段的にはリーズナブルで良かったのだが、家族で経営している半分“民宿”のようなところだったので、予期せぬトラブルも起こった。
ここには日本人カメラマンが5人泊まっていて、日本戦の試合後は写真を各媒体へ電送する作業があった。初戦オーストリア戦の日は、ホテルに戻ってきてから、カメラマンたちはインターネットを使って写真を送った。それから2日後、ホテルのオーナーは血相を変えて怒っているではないか。一体どうしたというのだろうか?
オーナーが英語でまくし立ててきたが、残念ながら僕の英語力は小学生レベル。なので、ロンドン在住のカメラマンYさんに教えてもらったところによると……。このホテルでは「1カ月でデータ転送量は1ギガバイトまで」というサービスを使っていて、そのサービスでは上限の1ギガバイトを超えると、1メガバイトを使うごとに追加料金を払わなければいけなくなる。だが、オーストリア戦の電送作業によって、たった1日で1カ月の使用量の約半分にあたる500メガバイトも使われてしまったと。「9月はまだ20日以上もあるので、この調子で使われたらとんでもないことになる!」というのだ。
そして、オーナーは、今後は1メガバイトを使うごとに1・5ユーロ(240円)支払えといってきた。た、高すぎる! ホームページのデータを読み込むときにも、重たいページだと1メガバイトぐらいは簡単に使ってしまう。これではネットを見ることすらできないではないか! そのくせして、このホテルのネット回線は簡単にダウンしてしまう。
僕もスイス戦の前日練習後と試合後に原稿を日本に送信しなければいけなかったのだが、ホテルに着くとネット回線はダウンしたまま。オーナー家族はすでに寝ているので、フロントには誰もいない……。泣く泣く、カメラマンTさんが持っている、海外でもデータ送信ができるボーダフォンコネクトカードを借りることに。こちらの使用量は1メガバイトあたり約2000円(!)。クラーゲンフルトはユーロ2008の開催地の一つ。来年、たくさんの報道陣が泊まりに来たらどうするのだろうか--。
そんなこんなで(?)、クラーゲンフルトからフランクフルトでトランジットして成田に着いたのは13日の夕方(特にトラブルがなかったので省略します)。「オーストリア de 珍道中」もこれでおしまい。北が今度はどこでトラブルを巻き起こすのか、みなさんご期待ください!
(おわり)
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| 民宿的な雰囲気漂う、今回の取材拠点「シティホテル」 |
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